カエデの紅葉までは、もう少し…でも、色づいている木々も見られるようになった京都。

ミモロは、京都非公開文化財の特別公開を拝見に「泉涌寺」を訪れました。「舎利殿」を拝見した後、境内を歩いていたミモロは、一角に飾れている菊の花に目を止めました。

「わ~大きな菊の花~見事だね~」と。

この菊の花は、「京都菊花会」の会員の方々が、手塩にかけた菊を展示したもの。
「京都菊花会」は、60余年の歴史を誇る菊花の同好会です。
ここに展示されているのは、「大菊三本立」という1本の根元近くの茎を芯にして3つの大きな菊が咲くように仕立てたもの。

「すごく豪華…」とうっとり。「どうして1本の茎から、こんなに大きなお花が咲くんだろ?」と不思議がるミモロです。
その菊を育てたのは、近藤さん。「まだ、始めたばかりですから…まだまだです」と。会員になって3年ほどだそう。

「大菊三本立」というのは、大菊の最も基本的な仕立て方だそう。3つの花をバランスよく咲かせ、また葉っぱも美しいのがポイントだとか。
大きな菊の横に並ぶのは、盆栽。
「あれ?菊のお花の横に盆栽もあるんだ~」とミモロ。
「それもみんな菊の花なんですよ~」と近藤さん。

「え~菊のお花なの?」と、近くで見つめるミモロです。

盆栽と言えば、ミモロが思い浮かべるのは、松やカエデなどの樹木。
よくその盆栽を見ると、小さな花がいっぱい枝についています。「でも幹は、菊ぽくない…どうみても古い木の幹みたい~」とミモロ。
これは「小菊盆栽花壇」という菊の花の仕立て方のひとつです。盆栽と同じく、小さな作品で大きな世界を表現しています。
「あの~松は、盆栽になるのに何年もかかるけど…」とミモロはポツリ。
菊の場合は1年ごとに新たに仕立てることが多いそう。
「え~これ枯れちゃうの?」「でも、根元に小さな芽がでてるでしょ、あれが大きくなるんですよ~」と。
「菊の芸術品」と評価される「小菊盆栽花壇」です。
菊の花は、手をかけて育てる反面、かけすぎてもダメ。
「うん、わかる~」と、ついお世話をしたがるミモロなのでした。
菊の花へ愛情を注ぐ「京都菊花会」のみなさん。その作品は、「京都府立植物園」にも展示されているそうです。
思わず、いろいろなことを教えていただいたミモロ。「菊の花を見る目が変わるね~」と。
「泉涌寺」の帰り道、「ここも寄って行こう~」と「東福寺」に足を延ばしました。

「あ~まだ紅葉先みたい…」カエデの紅葉は、もう少しかかりそう。

「また、しばらくしたら来よう~」と。

「東福寺」でも、京都非公開文化財の特別公開をやっています。

「法堂」と「三門」の公開は、12月13日までです。紅葉の時期とも重なるので、ぜひ…

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