ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

一乗寺エリアの紅葉の名所、臨済宗の「圓光寺」。11月15日から12月初旬まで事前予約で拝観に

2020-11-10 | 歴史・史跡

「もう色づいているかなぁ~」と言いながら、車で向かったのは、一乗寺エリアにある紅葉の名所「圓光寺」です。
 
「う~まだ…少ししか色づいてないねぇ~」と言いながら、紅葉の盛りには、真っ赤に染まる楓の木を横目に境内へ進みます。

春、桜を愛でに訪れたミモロ。その時から、秋の紅葉を楽しみにしていたのです。
臨済宗南禅寺派の「圓光寺」は、江戸時代、徳川家康によって、国内教学の発展のために、伏見に建立。その後、相国寺内を経て、寛文7年(1667)に現在の場所に移転します。ご本尊は、運慶作と伝えられる「千手観世音菩薩坐像」。ほかに円山応挙の屏風や日本最古の木製活字など重要文化財が多数寺宝として所蔵されています。

ここの見どころは、まず枯山水の「奔龍庭」。

龍が空に遊ぶ姿が表現されています。「ここの楓もまだ紅葉してない…きっとキレイなんだろうなぁ~」と。

境内の一部は、すでに紅葉していますが、まだ3分というところでしょうか


「ここにも紅葉が‥」と入口に飾られた屏風
 

「まだ、盛りじゃないから、境内の紅葉探そう…」とミモロは、見物の仕方を変更して楽しむことに…。
 
「あ、見つけた~」確かに緑の木々がまだ多い中に、一足早く紅葉した木は、みんなの注目を集めて誇らしげに感じます。


池泉回遊式庭園を紅葉を探しながら巡るミモロ「これがホントの紅葉狩り…」


「わ~結構、境内の奥、紅葉してる~」


特に足を止めたのは、動物を慰霊する石碑です。

「ネコや犬だけじゃなくて、おうちで大切にされた動物が死んだら、ここで弔ってもらえるんだ~」と。

「今度、金魚ちゃんが死んだら、ここにお願いすればいいんだ~」とミモロ。え~ごめん…金魚ちゃんの場合は、お庭に埋めてあげましょう…。

近年、動物を弔う墓所がいろいろなお寺の境内に生まれています。「だってペットって家族でしょ」とミモロ。そう思う人が多くなり、またペットを飼う人の数も増加していることが、その背景に…。

動物の霊を弔う石碑に丁寧に参拝した後、ミモロは、さらに奥へと進みます。
「受付の人が、山の方、紅葉進んでるっていってた~」と、山へ続く階段を上ります。

「ホントだ~ここの楓、紅葉してる~キレイ~」

燃えるような赤い葉が、山へと続く道を彩ります。

お寺が一望できる場所へ。

眼下には、京都の町、そして山の錦が広がり、なかなかの眺め‥


春にも訪れた「圓光寺」。どうぞお寺に関しては、その時のブログをご覧ください。

さぁ、山を下りて、ご本尊さまに参拝したり、またお庭を拝見しましょう。


「ダルマ様、こんにちは~。前も伺ったミモロです」と掛け軸のだるまの絵にご挨拶。


「十牛之庭」は、大きな岩と池を望む庭。

「もう少し秋が深まると、目の前が真っ赤になるんだって~」と、今はやっと色づきだしたばかり。「11月下旬が見ごろかなぁ~」



「圓光寺」では、コロナ感染予防で、今年は、11月15日から12月10日の「秋の紅葉特別拝観」は、事前予約が必要になります。「圓光寺」のホームページから申し込みましょう。拝観料1000円

*交通は、市バスか叡山電車がおすすめ。それぞれ10~15分歩くことになります。ミモロは、自家用車で行きました。駐車場は30台もありますが、そこに至るまでの道がとても道幅が狭く、大きな車は、運転が大変かも…。それを覚悟していきましょう。

「ホントは自転車が一番いいけど、でもこの辺り坂道多いんだよね~」とミモロ。
同じエリアには、「鷺ノ森神社」「曼殊院」「詩仙堂」などもあり、秋の1日、ハイキングのつもりで歩くのもおすすめです。
それらを車でまわろうとすると、狭い道に馴れない運転者は要注意です。


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