舞鶴に紅葉を見に来たミモロ「もみじ寺」と呼ばれる真言宗の「金剛院」を拝観した後、帰り道に綾部市の真言宗の「光明寺」に立ち寄ることに。
「わ~ここも紅葉キレイだね~」

舞鶴から車で30分ほど、あやべ温泉を目指して進みます。
「わ~一本道だ~この先にお寺あるの?」「そう、もっと山の中ね~」

クネクネした山道をしばらく登り、目的地の「光明寺」に到着です。


ここは、推古天皇の時代、聖徳太子によって創建されたと伝わります。「え~ここまで聖徳太子いらしたの?」と驚くミモロ。
なんでも寺伝によると…聖徳太子が開創した後、役行者が修験道場とし、それから弘法大師の孫弟子が密教の大道場として、多くの修行僧を迎えたとか。平安時代から鎌倉時代には、なんと72の坊を形成する大寺院だったそう。
山道を歩くと、ところどころに平な場所があり、「きっとそこに坊があったんじゃないの…」と想像するミモロです。
さて、このお寺の見どころは、国宝の「二王門」。実は、本堂、三重塔、鐘楼などさまざまな建物は、明智光秀の軍により焼失してしまったとか。
焼失を免れた「二王門」は、昭和の修理の折、鎌倉時代の建築であることが確かめられ、その後、国宝に指定されます。

門の中には、2体の仁王像が参拝者を迎えます。


「この仁王さまも鎌倉時代の作なの?」とミモロ。う~そこまでの表示は見つかりませんでした。
門へと続く参道もまばゆい紅葉に彩られています。


「とてもきれいね~ミモロちゃんと一緒にこの景色見られてよかったわ~」とお友達のご夫妻。

「さぁ、本堂に行ってみましょうね~」と、健脚を誇るお二人。「え~また石段いっぱい~待ってよう~」とミモロは、急な石段を必死に登ります。

「あともう少し~フ~フ~」ミモロの息は乱れがち…

「わ~キレイ~頑張って石段登ってよかった~」と、眼下に広がる紅葉にうっとり。

本堂の周りの楓の紅葉は、もう少し先のよう…今はイチョウの落葉が黄色の絨毯を広げていました。


「これ南北朝時代の記載がある塔なんだって~よく見えないけど…」

京都の北のエリアには、古刹が多く残っています。「さすがここまで観光客来てないね~」と。
だれもいない境内を独り占め…山の紅葉も独り占め…

「今は、どこに行っても紅葉見事だよね~」とミモロ。う~それを言ったら、ここまで来た甲斐がないじゃない…
「違うよ…遠くまで頑張って来て、そこで出会った紅葉って、格別だよ~」とミモロ。
どのように紅葉を楽しむかは、人それぞれ…でも、きっとどれも思い出に残るものに違いありません。
*綾部市「光明寺」 綾部市睦寄町君尾1-1 ☎0773-55-0550 拝観無料 山内自由
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