「ここも天満宮だね~」と、この日、ミモロが参拝したのは、南区の「東寺」方向にある「吉祥院天満宮」です。
そもそも全国の神社の中でも、数が多いと言われる「天満宮」や「天神さま」。その数1万社とも…。
ここ「吉祥院天満宮」は、道真の死後、31年目の承平4年(934)に、朱雀天皇の勅令で、道真公誕生の地に、創建された最初の天満宮と、神社発行の解説書に…
「え??ここも道真誕生の地なの?」とミモロ。
調べると、他に奈良市にある「菅原天満宮」のホームページには、誕生の地であり、産湯池もあると…
ミモロが紹介する説明文は、それぞれの神社の解説書を基にしています。
「まさに諸説あります…ってことかな?」と悩みますが、他の地にも誕生の場所や、日本初めての天満宮…という言葉もあり、どれが史実なのか、ミモロではとても判断できません。
「ともかく、多くの人に崇敬されたってことじゃないの?」と、ネコの知恵では、とてもわからないので、そういうことに…。
でも、ここの由来書を読むと、道真のおじい様の菅原清公が、遣唐使として唐に行く途中に嵐に遭遇、その時、吉祥天のお力で難を逃れることができ、以来、菅原家は、吉祥天を信仰することに。それで父である是善(これよし)が、自邸内に吉祥天を祀るお堂を建立。その吉祥天の開眼供養は、最澄が行ったとか。以来、この地を「吉祥院」と呼ぶように…。
神社によると、道真は、ここで生まれ、18歳まで育ったと…。
「ということは、務めの場所の御所に近い、菅原院は、それ以降、勤めだしてからの住まいかな?」とミモロ。
う~確か、他にも道真の住まいはあったと思うけど…。
そもそも菅原道真には、なんと15人もの子供があったとか。堅物の学者のイメージを抱きやすいですが、実際は、かなり違っていたのでは?妻のほかに、側室をはじめ、多くの女性との関わりがあったでしょうから、いろんなところに住まいがあっても不思議でないかも…と、勝手に想像。
「知的で、権力もあったから、きっと女性にもてたよね~」とミモロ。それと人間的な魅力とは、別ものだと思うけど…
「ここの道真さま可愛いね~」と。こんな感じの道真だといいね~
多くの子供があったといわれる道真…その血を引く子孫も、時代を超えて全国に広がってゆきます。
例えば、「更級日記」の作者 菅原孝標女、前田利家や大隈重信なども、その血筋を辿ると道真に至るそう。
「なんか菅原道真って、知れば知るほど、よくわからなくなっちゃう~」というミモロです。
「でも、これは、どこの天満宮にもいる定番だね~ここ、黒毛和牛さんじゃないけど…」とミモロ。
まぶしいほどに、ピカピカ輝く大きな金の撫で牛です。
お腹の部分に穴が開いていて、ここをくぐるとご利益が…ミモロもやってみることに…
社務所には、お守りなどの授与品も種類豊富。
なかでも、人気があるのは、キティちゃんのお守り。
「キティちゃんって道真さんと関係あるの?」とミモロ。
知恵と能力開発の神様として、子供を守り、その能力を伸ばす神様として、学業成就や試験合格以外、さまざまな分野で崇められているのでしょう。
キティちゃん好きには、見逃せないお守りです。
本当に、知れば知るほどわからなくなる菅原道真。
ともかく参拝して、神社を後にしたミモロです。
*「吉祥院天満宮」京都市南区吉祥院政所町3 ☎075-691-5303 境内参拝自由
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