「今年も、お迎えに来ました~さぁ、ご先祖様~お家に帰りましょう~」と、水塔婆を流しながらお願いするミモロ。
毎年、8月、お盆の時期になると、ミモロは、「千本ゑんま堂」へ出かけます。
京都には、ご先祖様をお迎えするためにお参りするお寺がいろいろあります。
閻魔様をご本尊にする真言宗の寺院の「千本ゑんま堂」は、夜になると閻魔様のお手伝いをしていたと言われる小野篁が開基したお寺です。8月7日から13日まで「お精霊迎え」が行われます。
お寺の入口には、塔婆が用意され、それを300円納め頂きます。
「毎年来てるんですね~」「はい、ママのご先祖さまは、ミモロのご先祖さまだと思ってるんで~」
そしてお寺の中で、塔婆にお迎えする精霊の名前を書いてもらいます。
「あの~ミモロのママのご先祖様のお名前お願いします」と。
「はい、これでいいですか?」
「はい、ありがとうございます~」と塔婆を受け取り、次は、お線香と蝋燭の奉納を
「これでお願いするとご先祖様、来てくれるんだって~」
まずは、蝋燭を灯して、奉納。
その火で、お線香を付けて…
ご本尊の閻魔様に参拝します。
いつもは、お目に掛かれない閻魔様。長享2年(1488)に仏師定勢によって作られた高さ2.4mの大きな坐像です。
「すごい迫力あるんだよね~でも、優しい感じもするんだ~」と、閻魔様が好きなミモロ。お姿を見られ、嬉しそう。
さぁ、塔婆を流しに行きましょう~
お寺の奥には、お地蔵様がたくさん並び、水が流れる地蔵供養池があり、ここで塔婆を流します。
「さぁ、ここから流そう~」
ミモロは、塔婆を水に浮かべます。ゆっくりと流れに乗って、進む塔婆をじっと見送るミモロです。
「ご先祖様、ミモロが迎えに来てるわかってくれるよね~」と。はい、きっと大丈夫。
さらに境内の「鐘撞き堂」へ。
そこにいらした係の方が、「ゆっくり綱を下に引っ張ってください~」と。
コロナ禍の時は、直接自分で鐘を撞くことができませんでしたが、今年は自分で…
「ゴ~ン」と1回鐘の音が響きます。その余韻が消えるまで、じっと手を合わせるミモロです。
さて、「千本ゑんま堂」では、8月14日に「六斎念仏 盂蘭盆奉納」が、19時から行われます。
郷土芸能 重要無形民俗文化財である京都の六斎念仏。さまざまな演目が夜21時まで行われます。
観覧は無料…多少の雨でも行われる予定です。
「今年も見に行こう~!」と夏の夜のお楽しみ…ぜひ、皆さまも…
*「千本ゑんま堂」の詳しい情報はホームページで
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