「これ可愛いね~」とミモロが、欲しがるがま口コインケース。
江戸時代の琳派の絵師 中村芳中の仔犬がモチーフです。黄色と水色の色からわかるように、「これウクライナカラーだ!」とミモロ。そう、ウクライナのデザイナーを支援する品のひとつです。
このがま口に出会ったのは、二条寺町の「芸艸堂」です。創業明治24年の日本唯一の手摺木版本の出版社で、数多くの美術書、図録など、京都で活躍した日本画家の作品を見事な技術で後世に伝えるお店です。
ある日、久しぶりにお店を訪れたミモロ。お店のセンターに置かれた品々に興味を抱きます。
「あの~これなんですか?もしかして、ウクライナと関係あるんじゃない?」とミモロは、「芸艸堂」の山田社長に伺います。
「これは、今年の3月に立ち上げたUKURAINE DESIGN KYOTO CRAFTというプロジェクトの作品なんですよ」と山田社長。
なんでも、そのプロジェクトは、長期化を見せるウクライナの戦争状況の中、京都在住のプロダクトデザイナーの福定良佑さんが、以前から親交があったウクライナのデザイナーから、仕事を通じて、ウクライナを助けたいとの思いを伝えられ、ウクライナのデザイナーたちと連携し、商品開発をして、その収益を支援に役立てるというプロジェクトです。
ウクライナのデザイナーたちに商品デザインを依頼し、その趣旨に賛同した京都の伝統産業を担う企業集団「kyoohoo」のメンバー6社により、さまざまな作品が生まれました。
デザインは、ウクライナの伝統文様などをベースにしたものなど。漆器の「井助商店」、清水焼の「奥村企画」、京人形などの「木村桜上堂」、京焼「谷口清雅堂」、風呂敷の「丸和商業」、そして美術出版の「芸艸堂」により、それぞれの優れた技術を使った品々を製作、販売し、ウクライナを支援します。
ここ「芸艸堂」では、以前から人気の高い中村芳中の仔犬をモチーフにした品を作ることに…
「こういう画集の中にデザインあるんだ~」
愛らしい仔犬の姿は、すでにさまざまな雑貨に登場しています。
「どうやってウクライナ支援の品を作るか、いろいろ考えたんですよ~」と山田社長。
そこで、ウクライナカラーと仔犬の組合わせたがま口を作ることに…
「この鮮やかな色をどう組み合わせるか、発色の具合なども考慮しました」と。
がま口の両面に仔犬の姿…。
「可愛いし~一目でウクライナ支援ってわかるね~欲しい~」とミモロ。
では、ウクライナ支援に1つ頂きましょう。ミモロのお小遣いから1980円を納めます。
「ウクライナの伝統の文様をベースにした風呂敷だって~」
現在、これらの品々が購入できる二条寺町の「芸艸堂」。「京都のお土産にもいいと思う!」とミモロ。そう、平和を祈る今に相応しい京都のお土産かも‥‥
このプロジェクトに関する詳しい情報は、QRコードからどうぞ~
ウクライナカラーのがま口を見ては、「どうぞ早く戦争終わりますように~」と願うミモロです。
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