「え?ウクレレでも、バロック音楽弾けるの??」ずらりと並ぶウクレレを前に、首をかしげるミモロです。
古楽器を使ったバロック音楽の演奏を久しぶりに聞いたミモロは、その優しくて、雅なメロディーにすっかり夢中になってしまいました。そこで、古楽器を扱う下鴨の「月光堂楽器店」へ。
店内の壁に並ぶギターの上の段に、ウクレレを見つけます。
「ウクレレって、ハワイアンの楽器じゃないの?ここでもハワイアン練習するの?」と、店主の加藤さんに伺います。
弦楽器にほとんど知識のないミモロにわかるように伝えるのは、なかなか難しいかも…。
「この店には、ギターにもいろいろな種類がありますが、エレキギターはありません。クラシック、フラメンコ、ジャズなどのギターのレッスンもあり、いろんな音楽が楽しめるようになっています。。ウクレレは、ギターの親戚みたいなもの。大航海時代にポルトガル人が、ハワイに伝えて、それがウクレレになったと言われます。ギターももとは4弦だった時代もあって、ウクレレのチューニングでも、バロック音楽が弾けるんですよ。僕は、時々弾いてます」と。
「ウクレレでバロック音楽弾くの素敵かも…」と興味を示すミモロ。「でも、弦楽器って、チューニングって大変な気がする…」と、チューニングに使う音叉を叩くミモロ。
「この音覚えなくちゃね~」と耳を澄ませます。
店に並ぶギターを眺めたミモロ。
「あの~ギターの音聞きたいんですけど…」と加藤さんにお願いします。「じゃ、ちょっとだけね~」
イギリス民謡の「グリーンスリーブス」を少し演奏してくださいました。
「いい音色…」とうっとり。
そもそも近代楽器の発展は、それを演奏する場所の拡大と聴衆の数の増加によって、音量の増加が求められたことによる部分も大きいそう。
もちろん古楽器の演奏会では、マイクを使用します。「でも、本当は、生の音だけで聞きたいなぁ~」と思うミモロです。
つまり、「少人数で、またはほとんど人がいない自然の中で風や木々の音とのアンサンブルをしたい~」と。
「まぁ、そういうのが楽器の始まりかもしれませんね~」と加藤さん。
「あのね~今、キラキラした音じゃなくて、もっと素朴が音が好きなんだ~」とミモロ。
「古楽器は、自分の心に寄り添う楽器としては、とてもいいかもしれません。別に他の人と腕を比べることなく、気の合った仲間とアンサンブルをしたり…」「そう、そういうのがいいの~」とミモロ。
「あのね、お友達の中には、昔、ピアノやバイオリンを習っていて、今、何かまた習いたいって人多いんだ~。そういう人に、古楽器ってピッタリだと思う。自分の感性で楽しめばいいんだもの」。
ギターも1万円台からいろいろ。ウクレレは、3000円台からと、始める初期投資も少な目に抑えられそう。
「ミモロちゃんは、なんの楽器やりたいんですか」と加藤さん。
「う~弦楽器、難しそうだから、縦笛のリコーダーなら、どうにかなるかも…」と。
「リコーダーは、学校の音楽の時間のイメージが強くて、簡単そうだけど、つまらないかも…という人もいらっしゃいますが、え~こんな曲も吹けるんだと驚くほど、曲の幅もあるんですよ。初心者向けなら、2000円台からありますから手軽かも…」と。
「でも、本当に自分に合うかわかんない…」というミモロ。
「それなら、30分の無料体験教室がありますから、それを申し込んで、実際に楽器に触れてから、考えたらどうですか?」と加藤さん。「え!体験教室もあるんだ!はい、ぜひ!」と目を輝かすミモロ。
体験教室の楽器は、貸していただけるそうです。
「これも曲弾けるんだ~」と、カリンバで、チョウチョを弾き始めたミモロ。
「なんかいい音~これも練習すると、いろんな曲が弾けるようになるのかな?」と。
古楽器、バロックギターやリュート、リコーダーなどは、だれが弾いても、それなりの音が出ること。そして音量が小さいので、下手でも周囲に迷惑にならないこと。弓を使うヴァイオリンなどは、いい音を出すまでが大変で、友人のネコは、友人がヴァイオリンケースを持つと、逃げるそうです。ネコでもわかる音の良しあし…。
ぜひ、なにか楽器を始めたいという人は、古楽器を候補にしては?
「月光堂楽器店に行くと、相談に乗ってくれますよ~」と、ミモロは、リコーダーの体験に申し込みました。
*「月光堂楽器店」の詳しい情報はホームページで
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