ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「矢田寺」、恒例の「カボチャ炊きの接待」。歳月を感じさせる住職の息子さんの成長

2017-12-26 | 祭事・神事・風習

12月23日は、三条寺町にある「矢田寺」で、恒例の「カボチャ炊きの接待」が行われます。毎年、訪れているミモロは、今年はお友達と向かいました。
 
「矢田寺」は、浄土宗のお寺で、奈良の矢田山金剛山寺の別院として、延暦15年(796)に創建されたとも、また、弘仁13年(822)に開山の満慶に小野篁が帰依し、二人によって創建されたとも伝えられています。
「ここも小野篁に関係してるかもしれないんだ~」と、この日は、「小野篁忌厳修」の日だけに、なぜか不思議に小野篁に関係する場所に足が進むミモロでした。

本尊は地蔵尊で、満慶が地獄で出会ったお地蔵さまの姿を彫らせたと言われ、地獄で人々を救うことから「代受苦地蔵」とも呼ばれる、苦しみを代わってくださるありがたいお地蔵さまです。

冬至の翌日にあたる23日。無病息災にご利益があるというカボチャが、本堂にたくさん飾られています。
「これに触ると、無病息災なんだよね~」と大きなカボチャに抱き着くミモロ。


本堂のまえにも大きなカボチャ。そこでミモロは、ご本尊さまに無病息災を祈願します。
  
「鐘も鳴らさなくちゃ~」。夏のお盆の時は、精霊を送るための鐘になります。

朝から、大勢の参拝者が訪れ、ご祈願の後に、カボチャ炊きの接待を受けます。

なんでも150個以上のカボチャを、8個のコンロで朝6時から炊くのだそう。「もうすごく暑くて大変ですよ~」とお寺の方。ここでは、志を納めていただきます。ミモロは、いつも200円納めます。


「はい、カボチャどうぞ~」とミモロにカボチャを渡してくださったのは、このお寺の息子さん。

「え~、もしかしてお寺のお兄ちゃん?」とすらりと背の高いお兄さんを見上げるミモロ。「はい、毎年来てる子ですね~」とミモロのことを覚えてくださっています。
「え~え~あのお兄ちゃんなの?」とミモロは、目を丸くして見つめます。毎年、矢田寺に伺って5年くらいになるでしょうか?初めて会ったのは、まだお兄ちゃんが小学生だった時、今は、中学1年生になりました。
「うそ~ホントにお兄ちゃんなの?」とまだ信じられない感じのミモロ。昨年は、塾に行っていて会えなかったミモロは、2年ぶりの再会です。

初めて会った頃は、まだ幼さが残るかわいい笑顔
 2年前は、少年ぽい表情に。
 
そして今年、身長は、180センチに届きそう。「なんか頭がすごく上の方にある。わ~足長~い」とビックリ。
この2年の成長は、驚くばかり「初めにあったときから、身長2倍になったんじゃないの~」とミモロ。バレー部で活躍しているそう。「お兄ちゃんすご~い!カッコイイ~!」と再会に感激するミモロです。

年月を経ても、大きさの変わらないミモロ「成長ないね~」とポツリ・・・。それも定めですから…。

ミモロにとって、毎年「矢田寺」を訪れるのは、美味しいカボチャをいただくことはもとより、お兄ちゃんに会うのが楽しみでたまらないのでした。「ミモロのこと覚えてくれてるんだもの~」と、ミモロ。ほかのお寺の皆さんも、「いつも来るクマちゃん~、あ、ネコちゃんね」と顔が知られるミモロです。

「美味しいね~いただきま~す」


美味しいカボチャは、お持ち帰りのパック500円も。

「また、来年いらっしゃいね~」とお寺の方に見送られ、「はい、また来ま~す」と挨拶するミモロでした。






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「肉の荒井亭」。クリスマス時期だけの大人気の骨付き鶏ももの唐揚げ。

2017-12-25 | グルメ

クリスマスのミモロの一番の楽しみは、この時期だけ発売される三条通の「肉の荒井亭」の骨付き鶏ももの唐揚げです。
  
12月に入ると、すぐに「今年も1本お願いします~」と、早々予約したミモロです。
大正時代から続くお肉屋さん。いつも美味しいお肉が並び、よく買い物に行くのです。
「ここのコロッケ、すごく美味しいんだよ~」と、お腹が空くと「コロッケ1個ください~」と、揚げてもらうことも。

クリスマスイブの夜。ミモロは、予約したクリスマスの唐揚げを受け取りに行きました。
「こんばんわ~。あの~ミモロの分、取りに来ました」とご主人の荒井さんに。「はい、ちょっと待ってくださいね~」
クリスマス時期は、多くの注文が…。ミモロの分は、1本だけなので、その隙間に入れてもらいます。
「このお肉揚げるのかな~」大きな鶏もも。ミモロは、小さい方(350円)を注文しました。
 
骨付きの唐揚げは、下味と衣をつけて、揚げるのですが、普通のものより、揚げるのに時間がかかります。

「いっぱい油に入ってる~」クリスマスの時期は、本当に家族、代わる代わるで揚げないと、間に合いないほど多くの注文が…。「だって美味しんだもの~」とミモロは、揚げる様子をじっと見つめます。

こんがり揚がった大きな骨付き鶏もも。カリカリの衣の中は、ジューシーなお肉が…。
 
仕上げに、甘い蜜をつけるのがここの特徴。「これがまた美味しんだよね~」と。

「はい、できました。お待ちどうさま~」と奥様に包んでもらい、受け取ります。
「わ~ありがとうございます。いただきま~す」と、毎年変わらぬクリスマスのお楽しみです。

「メリークリスマス~」というと、ミモロは、包みの入った袋を持って、クリスマスイブの町を家へと向かいます。
なんかサンタさんみたい。でも袋の中は、自分へのプレゼントの大好物の鶏ももの唐揚げですけど…。

家に戻ると、さっそく唐揚げをお皿に。
「いい匂い~クンクン・・・今年も食べられて幸せ~」

「もう食べてもいい?」クリスマスのお歌、歌わないの?「だって、早く食べないと~」と、もう待ちきれない様子。

はい、どうぞ~メリークリスマス・・・ミモロ。

食べる姿は、野生を思い出させるようなものなので、お見せできません。あしからず・・・

「ふ~お腹いっぱい~美味しかった~。これ食べないと、クリスマスって感じしないんだ~」とミモロ。
京都に暮らして、毎年、食べるクリスマスの料理のひとつに。

お腹いっぱいになったミモロは、「なんか眠くなっちゃった~」と大きなクリスマスベアに抱っこされて過ごします。
甘えん坊のミモロ。テディベアに抱っこされたまま、眠ってしまったイブでした。


*「肉の荒井亭」京都市東山区三条通白川橋東入る 中之島町185 電話075-771-3797 営業10:00~19:30ごろ 水曜休み 「粟田神社」の向かい側です。

 


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毎年12月23日に行われる千本ゑんま堂の小野篁忌厳修(きげんしゅう)

2017-12-24 | 祭事・神事・風習

12月23日の天皇誕生日の祝日は、京都各所で、さまざまな祭事やイベントが行われる日。ミモロは、今年、真言宗の「千本ゑんま堂(引接寺いんじょうじ)」に向かいました。
 


この日は、毎年「小野篁忌厳修(おのたかむら きげんしゅう)」という小野篁の命日に行う「除災招福」のご祈祷が行われるのです。

小野篁は、平安初期の歌人であり文学者。遣唐使の副使に任ぜられますが、大使の藤原常嗣とのいさかいがもとで、隠岐へ流罪になります。2年後、嵯峨天皇により放免となり、京都に呼び戻され、中納言に任ぜられます。

「あれが、小野篁さんの像・・・今日は本堂にいらっしゃるんだ~」とミモロ。そう、いつもは本堂に隣接する別のお堂にいらっしゃいますが、この日は、本堂のご本尊閻魔さまの前に。閻魔大王の像は、仏師、定勢の作と伝えられます。

小野篁は、身長188センチという堂々とした体格で、しかもイケメンだったそう。しかも武芸百般に秀でた人物で、宮中では、私事をはさまぬ高官であったそう。そんな彼には、さまざまな伝説があります。それは昼間は宮中に務め、夜は、井戸を通って地獄に赴き、閻魔大王のもとで裁判の補佐として働いていたというもの。

特別なパワーをもつ小野篁を示すのが、その立像で、袖が左右に上がっているのは、彼のもつパワーの強さによるものと言われます。

さて、「千本ゑんま堂」では、本堂で護摩祈祷が行われていました。
 
本堂に響く太鼓の音。それに合わせ、般若心経など御経が唱えられます。

 
護摩木を火に入れ、ご祈祷します。「なんか迫力あるね~」とミモロは、じっと見つめます。


ご祈祷が終了すると、庵主さまから「本日は、御参拝ありがとうございました。篁卿のご祭神は、応神天皇の御代に日本で初めて餅付きをした米餅搗大使主命(たがねづきおほおみのみこと)で餅付きの神様として崇められています。その由縁で、神仏にお餅をお供えするようになったといわれています。本日は、御寄進いただいたお米でついたお餅をお供えいたしております」とのお話が。

そして「本日はよくお参りくださいました」と、参列者ひとりひとりに庵主さま自らお供えしていたお餅をお下げ渡しくださいました。
「はい、ミモロちゃん、よくいらっしゃいましたね~。どうぞ」とミモロにも。
「ありがとうございます」とありがたく頂戴するミモロです。

「いただいちゃった~」
「あ、みかんとお餅」
「これいただくと、きっと除災招福になるんだね~」大きなお餅に感激するミモロです。
それを包んでいた紙には、お寺の縁起や小野篁に関する説明がありました。


護摩祈祷をしていた火も落ち着き、すべての護摩木が浄められていました。
「よかったらご幣どうぞ~」
「え~頂いていいんですか?」とミモロは、護摩祈祷が行われた火のまわりに立てられていたご幣をいただくことに。
「それ、家の高い所にお供えしてください。除災招福になりますよ」と言われ、「ありがとうございます」大喜びのミモロです。

実は、2018ミモロカレンダーの7月は、「千本ゑんま堂」の梶の葉祈願の写真なのです。そのご縁で、カレンダーをおいていただいています。ぜひ初詣の折に、お求めください。
「インターネットでは売り切れですから、ぜひここで~2冊だけありますよ~」

「あ~今年も、あと1週間なんだ~。早かったな~。閻魔様、ミモロ今年、いい子だったと思うんだけど~。来年も見守ってくださいね~」とお願いしました。


地元の参拝者が多い「千本ゑんま堂」の「小野篁忌厳修」。京都の年の瀬に、心を落ち着かせ、1年を振り返るのにふさわしいものでした。

*「千本ゑんま堂」の詳しい情報はホームページから 


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25日まで。「京都府立植物園」のイルミネーションとちょっとドキドキの夜間温室見学

2017-12-23 | 博物館・美術館

京都の町のあちこちで輝くクリスマスのイルミネーション。ミモロは、「京都府立植物園」にやって来ました。
 
17時に昼間の開園を終了し、17:30~19:30まで夜間開園を、12月25日までやっています。
ミモロは、車で来たミモロは、南側の正門から園内に入ります。

 
「わ~きれい~」夜の闇にキラキラとイルミネーションが輝いています。「昼間とは、全然違う雰囲気だね~」

「あ、トナカイさんもいる~」温室の周囲の池の畔にトナカイや馬車のイルミネーションが、訪れる人の撮影スポットになっていました。
 

ミモロも馬車に乗ったり、トナカイに乗ったり・・・「だって、ミモロ、サンタさんだもの~」
 

あまり知られていないのか、訪れる人の数もそれほど多くありません。だからゆっくり楽しめます。
「サンタの帽子かぶってきてよかった~」とミモロがいうのは、かなり寒いから…。ブルブル・・・厚手のコートは必須です。

植物園では、25日まで、イルミネーションのほかに、観覧温室の夜間見学ができるのが魅力。
イルミネーションは、正門から北山通に面した門の園内に続きます。

ミモロは、イルミネーションで輝く橋を渡って、温室の中へ。

「温か~い!」とまずは、あたたかい温室で冷えた体を温めることに。
「わ~ポインセチアがいっぱい~」
現在「ポインセチア展」を開催中です。



「クリスマスぽい~」
さまざまな種類のポインセチアの花が観賞できます。

気温の高い温室の中を歩くミモロ。「あ、蓮の花みたい~夜でも咲いてるんだ~」
 
昼間には来たことがある温室ですが、夜は初めて・・・「なんか夜のジャングルにいるみたい~ドキドキ」
 そう、外は暗いので、植物もポイントでライトアップされていて、全体的には薄暗いのでした。
「ここ温室だから動物や鳥や爬虫類いないよね~」となぜかビクビクしているミモロ。はい、夜行性の動物に襲われる心配はありません。でもここで、なにか鳴き声がしたら、震えちゃうかも…。

「あ、ここには、メダカみたいのがいる~」水生植物の展示です。

ジャングルのような熱帯エリアの次は、砂漠エリア。
 
「これに座るとお尻痛そう~」「こっちは大丈夫だよ~」と、楽しそうに見学。

まるで西部劇のシーンのような景色も・・・。

サンタの衣装はちょっと合わないかな?「西部劇にもサンタさんいるかもよ~」というミモロ。

そして最後に見学したのは、不思議な植物の「奇想天外」と最大の花「ラフレシア」の標本です、
 

「夜の温室って、ちょっとドキドキして楽しかったね~。それに温かいし~」と、温室でしっかり体を温めることができました。さぁ、またイルミネーション見学しましょ。

「わ~すごい~なんかロマンチック~」とくすのきの並木を歩きます。

時間で、ライトの色が変化し、さまざま表情が現れる並木です。

そこを抜けて、北門近くの建物へ。「あ、なんかやってる~」
室内には、大勢の人が、ステージを見つめていました。
そこでは、京都ノートルダム女子大の学生さんによるハンドベルの演奏が。
「わ~クリスマスらしい~」とミモロもしばらくその音色にうっとり。

「わ~い、クリスマスって感じ~。これパンダ?」ハロウィンのカボチャがサンタに変身した感じですが、なかなかユニーク。


北山通は、この時期、イルミネーションが美しい場所。正門から北山門に歩くのもおすすめです。
セーターを着てこなかったミモロは、あまりの寒さに、北山門まで歩くことができませんでした。あしからず・・・。

ぜひ、温かな装いで、植物園の中に入って、ゆっくり美しい輝きを楽しんではいかがでしょ。

*「京都府立植物園」の詳しい情報はホームページから





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東寺の「終い弘法」。お目当ては、毎月3日間限定販売の「笹屋伊織」の「どら焼」

2017-12-22 | 京都

12月21日は、東寺の「終い弘法」の日。毎月21日の弘法市の中でもその年の締めくくりとなる市で、お正月の準備などに訪れる人もいっそう賑わいを見せるもの。
穏やかな日和となったこの日。ミモロにとっては、久しぶりに訪れた「弘法市」です。

京都駅からトコトコ歩き、東寺の南門に向かう途中。「あ、ここで売ってる~」とミモロが駆け寄ったのは、「御菓子司 笹屋伊織」の出店です。
今回、弘法市にやってきた最大の目的は、憧れの「どら焼」を買うことでした。
「このどら焼、毎月20,21,22日の3日間だけしか「笹屋伊織」さんのお店にも並ばないんだよ~」ここ東寺では、弘法市の21日しか買うことができません。
「よかった~ここ通らなかったら見つけられなかったかも~」と、さっそく1本1400円で購入します。

さて大きな目的を果たしたミモロは、東寺の境内へ。
 
「わ~いっぱい人がいるね~」と、小さなミモロは、人の波に押し流されながら、境内に並ぶお店を見てゆきます。
 
骨董品や着物、農機具などいろいろなお店があり、多くの外国人観光客も宝さがしをするように、珍しそうに見て回る姿も目立ちます。

ミモロは、薬師如来さまに参拝。

1年の無病息災を祈ります。

それから境内をいろいろ歩いて、「ここにも参拝しなくちゃね~」と訪れたのは、弘法大師さまの像の前。
「この鐘鳴らしてお願いするんだ~」
東寺は、真言宗のお寺。空海が、多くの時間を過ごした場所でもあります。「ここから、高野山に入られたんだよね~」とミモロ。空海が実際、高野山で過ごした年月は、最晩年の3年ほどといわれます。ここ東寺は、空海がもっとも長く過ごした場所なのです。

参拝を済ませたミモロは、再び弘法市を楽しみます。
 
「あ、美味しいそう~」とふと足を止めたのは、熨斗イカのお店。
 炭火で炙ったスルメイカを機械でプレスして、平らに伸ばしてゆきます。「面白い~」としばし見ていたミモロです。

「終い弘法」は、お正月に向けた品々が多いのが特徴。お雑煮に入れる金時大根や正月の植木などもいろいろと。
 
「このお芋安いよ~お家で焼き芋やろうよ~」と、1盛500円のサツマイモを買うことに。

さて、家に戻ると、ミモロは、待ちかねたように、先ほど購入した「笹屋伊織」の「どら焼」を取り出します。

この「どら焼」は、通常の「どら焼」とはちょっと違います。一般的な「どら焼」は、銅鑼のような丸い形の皮の間に餡子を入れたもの。「ホットケーキみたいな形だよね~」とミモロ。銅鑼の形に似てるから「どら焼」。

そう、でも「笹屋伊織」の「どら焼」は、江戸時代末期に、東寺のお坊さんに副食となるようなお菓子を作ってほしいという依頼で、「笹屋伊織」五代目当主が鉄板の代わりに、銅鑼の上で焼いた薄い皮に棒状に形作られたこしあんをのせて、くるくる巻き込み、竹皮で包みこんだもの。
「皮は、今ならクレープみたいな作り方だね~形はバームクーヘンに似てるかも…」つまり銅鑼の上で焼いたから「どら焼」なのです。

その美味しさは、たちまち人々の間で話題に。でも作るのに手間がかかるものなので、人々のニーズに応えきれず、弘法大師のご命日の21日だけ、限定販売することになったそう。それは今も変わらず・・・21日の前後を合わせて3日間限定の販売です。

江戸時代から変わらぬ製法で、代々の当主が一子相伝で守り続けた味。さて、その味は…
「前に笹屋伊織さんに行ったときも、21日じゃなかったから食べられなかったの~」と、ミモロがずっと食べたかった味を前に、興奮気味。


竹皮に包まれた「どら焼」は、竹皮の上から輪切りにしていただくのが、この「どら焼」の食べ方です。
切ってみると、「わ~真ん中に餡子~」

モチモチ感のある皮とほどよい甘みの餡の調和は格別。「美味しい~!こういう味だと思わなかった~」と感激するミモロ。

まずは、2センチほどに切って・・・ペロリ。続いてまた2センチほどカット。日持ちは、5日間ほど。
「クリスマスにも食べられるね~」というミモロですが、それまでに全部食べちゃうかも…。
「お茶と合うね~」と目を細めながら味わいます。

「このお菓子、気にいっちゃった~」と、ミモロおすすめの味。
ぜひ、一度ご賞味あれ。東寺の弘法市だけでなく「笹屋伊織」のお店で、購入できます。

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