ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

燃えるような紅葉が…鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。1日50名限定の入園者。美味しい善哉に舌鼓のミモロ。

2020-11-25 | 自然

鞍馬二ノ瀬の「白龍園」を訪れているミモロ。

目の前に広がる山の紅葉に心奪われている様子…

本当に燃えるような赤い楓…「今年は、特に鮮やかな気がする~」とミモロ。


ミモロは、東屋でひと休み…

なにかしきりに紅葉の枝の隙間を見つめています。なに見てるの?
「うん、叡山電車来たら、手を振ろうと思って…」と。

でも、しばらく待っても、電車の姿は現れません。
「ミモロちゃん、なにしてるんですか?」と声を掛けてくださったのは、以前、お目にかかったことがある叡山電車の広報担当の方。

「あ、お久しぶりです。あの~電車待ってるんですけど…」とミモロ。

「すみません~まだ叡山電車は、出町柳駅から市原駅までの折り返し運行で、二ノ瀬駅、貴船口駅、鞍馬駅まで通じてないんですよ~」と。
「あ、そうだった!すっかり忘れてた~」いつまで待ってもここで電車を見ることは、今年はできません。

ミモロは、出町柳駅から1日2本運行される京都バスの広河原行に乗って、二ノ瀬まで、のんびりやってきました。
今、貴船や鞍馬方面には、国際会館駅前から鞍馬行きの京都バス、また叡山電車の市原駅からも京都バスが運行され、それを利用して多くの人が訪れています。

叡山電車が、市原駅から鞍馬駅まで運休を余儀なくされているのは、今年7月の大雨で、沿線の山が土砂崩れを起こし、線路に多大な被害を及ぼし、その復旧作業がいまだ終了していないからです。

「え~どうしてこんなに復旧に時間かかるんですか?」とミモロは、ストレートな質問を。
「う~実は、思ったより被害が深刻な状況で…復旧作業もかなり複雑なようなんです。もちろん叡山電車としても、秋の行楽シーズンには、なんとしても間に合わせたかったんですが…」と。
「そうなんだ~もみじのトンネル楽しみにしている観光客多いのにね~今年見られないんだ…」とミモロ。
「本当に申し訳ないんですが、まだしばらく復旧にかかりそうなんですよ~全力で頑張ってますけど…」とのこと。

叡山電車が貴船や鞍馬まで運行されていないことで、そのエリアの観光に大きなダメージもあるそう。叡山電車でも利用者は、前年比でかなり少ないのが実情です。もちろん車で訪れる人もいますが、貴船も鞍馬も駐車場の数は少ないのが悩み…。

「きっとここだけじゃなくて、大雨や洪水の被災地で、まだまだ復旧していないところたくさんあるんじゃないの?みんな、忘れてるけど…」と、報道されない被災地の状況を心配するミモロでした。

「どうぞ、復旧頑張ってくださいね~。叡山電車の沿線には、八瀬や修学院エリアなど、紅葉の名所がいろいろあるから、そこまでは電車利用できるから、またミモロ行ってみます~」と。「はい、よろしくお願いします~」

さて、二ノ瀬の「白龍園」からの帰り道は、叡山電車の市原駅までゆるい下り坂をトコトコと約20分歩きます。
まぁ、行きもハイキングのつもりでいれば、市原駅から白龍園まで30分ほどで到着できます。もしかして、バスを待つより早いかも…。

「帰る前に、エネルギー補給しなくちゃ~」とミモロは、ここに来ると必ず休憩処「河鹿荘」へ立ち寄ります。


江戸時代末期の建物を移築したお休み処で、ここからの眺めも趣があります。


「こんにちは~」とミモロは、中へ。「あ、ミモロちゃんいらっしゃいませ~。今日も善哉ですね~今回はありますよ~」と、すでに顔なじみの皆さん。

「はい、いつものでお願いします」と、常連客の口調で…。
そう、ミモロは、ここの手作りの善哉が大好物。「お餅2個入りなんだよ~」と、注文してから焼いてくれるお餅、そしてやさしい甘さの小豆が美味しい善哉なのです。

「夏に来た時、善哉やってなかったから…」と、その時、コロナの影響で善哉が作られなかったことを、いまだに忘れていないミモロです。
「よかった~食べられて~」と目を細めるミモロなのでした。

「おや?ミモロちゃんのマスク、kitekiteのオリジナルマスクなの?」と聞かれ、「うん、そう…生地頂いて作ったの…」と答えます。

今年、町中にある青野株式会社直営ショップ「kitekite」というファッション雑貨のオリジナルブランドショップでは、マスクが大人気。
オンラインショップでも購入でき、その使いやすさと洒落たデザインは、多くの人に愛用される品に…。
「ミモロちゃん、よくお似合いですね~」と言われ、「まぁね~」とマスクの中で鼻を膨らませるミモロです。(外から見えないけど…)

また、最近登場したのは、マスクケース。「白龍園」限定の品もあります。

「お食事の時、外したマスク入れとくのに便利だよね~」と、こちらも今注目の品に…。

「ご馳走さまでした~」とすっかり満足したミモロは、穏やかな秋の陽光を浴びながら、「市原駅」までトコトコと…。


「桜の頃には、電車で来れるよね~」と、1日も早い叡山電車の全線運行を願うミモロでした。

*「白龍園」の詳しい情報はホームページで、どうぞ


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京都鞍馬二ノ瀬「白龍園」。この秋の紅葉も見事~!園内をはじめ、山を染める秋の色

2020-11-24 | 自然


「今年もすごくキレイ~」とミモロが眺めるのは、毎年訪れている鞍馬二ノ瀬にある日本庭園「白龍園」です。

現在、12月5日まで秋の特別公開中。入園チケットは、「白龍園」のホームページから1日50名限定予約で販売しています。

受付でまずは、体温チェックとアルコール消毒を。

「ここは、1日50名限定だし、密になることないから安心…」とミモロ。

ここは、「青野株式会社」という子供服メーカーが所有するお庭。公開以来、多くの人の憧れる場所になっています。
「こんにちは~ミモロちゃん、今年もようこそ~」と迎えてくださったのは、青野社長。

「はい、また来ちゃいました~。今年の紅葉、素晴らしいですね~」とミモロ。
「そう、本当に、今年の紅葉はいいですね~」と青野社長。

「白龍園」は、昭和37年に創業者の青野正一さんが、縁あって手に入れたこの地域を、地元の人をはじめ、社員や家族で整地し、整えた山です。青野社長も子供の頃、山の整備のお手伝いをなさったそう。山に点在する東屋なども、歳月をかけて作ったもの。

いつ訪れても、美しい景色を見せてくれる「白龍園」。今、それを支えるのが、お庭のお世話をなさるスタッフの皆さん。
 
この日も、苔に生えた小さな雑草を丁寧にとっていらっしゃいました。
「ミモロちゃん、元気でしたか?」「はい~」と会うといつもやさしく抱っこしてもらいます。

さぁ、もっと奥へ進みましょ。何度も訪れているミモロは、馴れた足取りで園内を巡ります。

「お花キレイね~」と水盤に飾られた菊の花…「こういう心遣い素敵なんだよね~」と。


園内の奥には、この山に昔からお祀りされる不老長寿の白髭大神と八大龍王の社があり、そこはこの山の聖域。
 
他とは、ちょっと空気が違う感じです。

その社には、いつも必ずお詣りするミモロ。

「ここに来ると、なんかいい気持ちなんだ~」と深呼吸。


ミモロは、そこから山道へ

「上に、山が一望できる場所があるんだ~」と。


今年の秋も見事な紅葉がミモロの前に広がっていました。

*「白龍園」の詳しい情報はホームページで



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ミモロの紅葉散歩。楓が見ごろを迎えた「真如堂」。ミモロが赤く染まるほどの鮮やかさ

2020-11-23 | 自然

ミモロの秋のお散歩は、紅葉の名所めぐり。京大から吉田神社、そして吉田山を越えて、「真如堂」へ至ります。

「わ~キレイ~」と言葉を失うほど、鮮やかな紅葉に見とれるミモロ。

毎年、ここには、必ず訪れているミモロ。「だって、早朝から境内に入れるんだもの…」と。そう楓が多い境内は、朝から自由に拝観できます。しかも拝観料は、お庭や歴史的建物以外、無料なのです。
 

本堂に続く石段をのんびり周囲の紅葉を眺めながら上がります。

「石段、急じゃないから、余裕で上がれる~」とミモロ。駐車場から境内には、なだらかな石段なのでご高齢の方でも大丈夫。
ミモロが息を切らすこともありません。

石段を上り切ると、そこに姿を現す三重塔。その周囲の楓が赤く、ミモロの目の前には、三重塔が赤い着物の裾を広げているような景色が…


「今が盛りだね~」


三重塔の周辺では、落葉を始めた楓が、真っ赤な絨毯を広げます。
「ここは、赤絨毯…VIP対応?」
サクサクサク…ここでもミモロは、落ち葉を踏んで歩きます。

ふと空を見上げると、そこには赤い天井が…。日の光を通す透け紅葉…赤い葉を通した光がミモロの顔を赤く染めます。


京都各所で楓の紅葉がとりわけ美しいのは、実は庭師さんたちの努力の賜物。多すぎる枝を剪定し、葉っぱが重なり合って密にならないようにしています。しかも京都の楓の多くは「いろはもみじ」と言われる葉っぱのサイズが小さ目。海外の楓に比べ、そのサイズの違いが、繊細なものを好む日本人の心情にマッチしているとも言えます。

楓が植わる境内を朝の光を浴びながら歩くミモロです。


「う~キレイ~」立ち止まっては、ただただその美しさに見とれます。


例年、境内には、茶店が出たり、にぎわいがあるのですが、今年は、それらはなく、参拝者は静かに紅葉を楽しむことに…。


「拝観料がないから、お賽銭多めにしよう~」と、拝観料がない場所では、感謝を込めて、ぜひお賽銭は多めに納めましょう。

いつもは10円…それでは1000人訪れても1万円にしかなりませんから…。

毎年、美しい紅葉を見せてくれる「真如堂」。
 

「来週まで、見られそうだね~」


さぁ、そろそろおうちに帰りましょ…「え~もう行くの~」


「もう少し見ていたい~」と、朝ご飯前のミモロは、お腹がグ~っと鳴るまで、紅葉を見つめていました。


*「真如堂」の詳しい情報はホームページで


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ミモロの紅葉散歩。京都大学から吉田神社、宗像神社へ。イチョウの黄金色の絨毯に感激

2020-11-22 | 自然

「わ~すごい~」とミモロがキャッキャと声を上げて、走り回るのは、イチョウの落ち葉の上…


ここは、朝、お散歩に立ち寄った「京大」のキャンパスです。


校内には、大きなイチョウも多く、今まさに葉を落とし、それが地面を埋め尽くしているのです。

サクサクサク…黄金色のイチョウの絨毯の上を飛び回るミモロ。ツルツルするイチョウの葉で、ときどき滑ったり…。

転んでも、楽しいそう…。

レンガ造りの建物も多い校内は、イチョウがよく似合います。まさに秋…小さなミモロにとって、高い木の紅葉より落ち葉の方がよく見えるらしく楽しさもいっそう。

秋色の洋服と黄色のリュックのミモロは、イチョウの落ち葉に溶け込んで、まるで保護色状態。どこにいるか見失いそうに…。

さぁ、そろそろ他の場所に移動しましょう~「え、もう行くの…」


名残惜し気なミモロを引き連れ、京大のキャンパスを離れます。
 

次に向かったのは、京大の正門からほど近い「吉田神社」です。

神社の西側の鳥居のそばに自転車を止めて、赤い楓が彩る石段を上がり、吉田山へと入ります。

ここは、節分で有名な神社。
石段を上り至ったのは「大元宮」。「ここの紅葉もキレイ~今年の節分、ここでご祈祷していただいたね~」とまだコロナの影響が少なかった時期のこと。その時は、今のような状況になるとは予想もしていなかったミモロです。


その前を通り、山を越える感じで、立ち寄ったのは、「宗忠神社」。

境内には、楓の木…。

そしてイチョウの落ち葉も地面に広がっていました。


さぁ、そこから、この日、目指す「真如堂」は山を下ったところに…。

石段を下がれば、紅葉の名所のひとつ「真如堂」はすぐそこ。


京大から吉田神社、宗忠神社から真如堂へのコースは、ミモロの秋のお散歩コースのひとつ。
車で行くと、駐車場に行くのに時間がかかるし、境内に入りにくい…でも自転車だと、吉田山を越えるのが大変。それで、自転車を止めて、歩くのが、ミモロのおすすめ。「また、自転車のところに戻らくちゃならないから、本当は、全部歩きがいいんだよね~」と。さすが下鴨からここまで歩くのは時間がかかりすぎることから、途中まで自転車を使います。

「もう少しだ~」石段を下りたミモロ。

さぁ、紅葉の名所「真如堂」に行きましょう。


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京都府立植物園で11月29日まで開催「世界の紅葉ライトアップ2020」。幻想的な景色が広がる夜の世界

2020-11-21 | イベント

11月15日の夜、ミモロはお友達と「箕面」の紅葉を楽しんだ後、「京都府立植物園」のライトアップを見に行きました。
17時ごろから、20時(入園19:30)まで、園内の楓をはじめ、世界の楓に光が当てられるんです。

まずは、正門から中へと進みます。「わ~なんかクリスマスみたい~楽しい~」

秋の花々もライトアップされていました。「このまま、クリスマスになるのかな?」とミモロ。

正門から続く道を進みます。この期間、「観覧温室」も17時から無料開放されています。


「わ~イチョウがキレイ~なんか大きなキャンドルみたい」と、ミモロの頭の中は、クリスマスになっているよう。


園内で主にライトアップされているのは、池の周辺です。
春は、桜が見事な桜苑付近にも楓が多く、そこが色づき始めています。


紅葉は、楓だけでなく、桜やメタセコイヤなども、葉っぱの大きいヨーロッパやカナダ、アメリカの楓も色づいています。


「わ~、すごい~キレイ~だね」とミモロは池のそばに立ち、周辺の楓の紅葉に見とれます。

池の面に映る楓…「あっちにも広い世界が広がってるみたい~」と思わず身を乗り出すミモロ。

「ミモロちゃん、ダメ~それ以上、覗いちゃ…池に吸い込まれちゃうわよ~」と、そばにいたお友達が慌てて、ミモロの体を押さえます。
「あ、いけない~なんかジャンプして、あっちに行きたくなっちゃった~」と、お友達の声に我に返ったミモロです。

「あっちの方向からも見てみようね~」と池の周りを進みます。


「うわ~幻想的~吸い込まれちゃいそう~」と、再び景色に見入るミモロです。


しばし、そこで紅葉を眺めたミモロ。「ここ、あんまり人がいないから、大丈夫だよね~」とあくまでもコロナ感染予防を心掛けるミモロです。

園内でライトアップされているところを巡します。
 

紅葉は、これからが見ごろです。


11月29日までで~す。ぜひいらしてはいかがでしょ?「入園料は200円だよ~」


*マスク着用が必須です。撮影のため、ミモロは、マスクを外しています。あしからず…


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