明石で飲んでいるとたまにお会いする『季節料理 扇翠』の大将Sさん。
「だし」へのこだわりがハンパないです。
お会いしたときは大抵、料理の話をされているか、寝てるかです(笑)
昨夜は『扇翠』さん自慢の「だし」で「炊き合わせ」をいただきました。
厨房から流れ出てくる「だし」のいい香り。
これだけで「間違いない!」という確信が得られます。
黄金色の「だし」に「いいだこ」「穴子」「人参」「かぼちゃ」「大根」「里芋」
見た目も美しいです。
「だし」が楽しめるように木製のレンゲが添えられています。
さらに器にも口がついています。
こだわりの「だし」は、やさしい味なのにしっかりきまっています。
どれもめっちゃ美味しいです。
最後の一滴までいただきました。
大将は「明石は魚などの素材自体が良いので、調理へのこだわりが少ない店が多すぎる」とお嘆きです。
確かにストレート勝負の店が多いですね。
明石の素材に和食の要「だし」が加われば、鬼に金棒、虎に翼、昆布に鰹節です。
最強の料理ができあがります。