居酒屋さんで必ず出てくる「付きだし」
外国人にとっては、「頼んでいないのに勝手に出されてお金を取るなんて! アリエナイ!」 と叫びたくなる日本の文化です。
でも「付きだし」って大切なんですよ。
日本文化を含めて、「付きだし」を考える非定期連載企画です。
一品として考えると、この「付きだし」は、すべてのお客さんが食べる料理です。
しかも最初に食べます。
「ここは、こういうお店ですよ」ということをアピールするには最適です。
年がら年中「冷凍枝豆」を出すのは、なんか楽しくないですよね。
お店側としては、コストと手間を考えるのは理解していますが、ちょこっと工夫ができるところなのに。。。
もったいないぁーです。
「付きだし」に一手間かけて、毎回違った「付きだし」を出してくださるお店にいくと嬉しいです。
季節の付きだし、味の濃いもの薄いもの、さっぱりしたもの・・・
私の心をつかんだ「付きだし」をご紹介していきます。
第1回は三宮『鶏SHIN』さんの付きだし
『鶏SHIN』さんは、女性にも人気のちょっとオシャレな焼き鳥屋さんです。
素揚げしたズリをサルサソースに絡めて。
野菜をあしらえ、チーズを振り掛けてあります。
焼き鳥屋さんなので、素材は鶏。
コリコリ食感もいいし、ソースが食欲をそそります。
洋風アレンジはオシャレ焼き鳥屋さんのイメージピッタリですね。
すべては「付きだし」から始まります。