ちょっとだけ「お金の話」をします。
ただし、この話を読んでも、ガッチリお金儲けができたり、お金持ちには絶対なりません。
昨日、ランチで「キクラゲと卵の炒め物定食」を食べたときか、ホワイトデーのプレゼントを購入したときのお釣りに入っていたんだと思います。
若い人は知らないかな。
「ギザ十」です。
写真では見えにくいかもしれませんが、十円玉の縁に縦縞が刻まれています。
昭和26年から昭和33年の7年間に製造された十円硬貨です。
私が学生の頃(昭和時代)は、まだある程度の量が流通していて、たまに見つけることができました。
しかし、最近はほとんど見ることがなくなりました。
昭和27年製造、いまから70年前です。
70年前… 第二次世界大戦が終結してまだ7年…
為替レートが固定相場で、1ドル360円の時代です。
高度経済成長、オイルショック、バブル景気、金融破綻、震災…
昭和・平成・令和の時代の流れの中、たくさんの人の財布、たくさんの人の貯金箱、たくさんの店のレジ、たくさんの銀行、もしかしたらたくさんの神社を巡ってきた十円硬貨が、私の手元にやってきたのです。
なんかスゴくないですか。
この十円硬貨は、もちろん10円です。
何の問題も何の疑念もなく、10円の品物と交換できます。
当然、自動販売機でも使えます。
お金としての価値は間違いなく10円。
でも、ラッキーな気分になるので、私には他の十円硬貨よりプラスアルファの価値を感じます。
以上、ちょっと得した気分になるお金の話でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます