字の力

「禍転じて福となす」
「不恐」
「躍進」
「一瞬」
「疾走」
「昇」
「ブレない心で」
「明日は今日よりすばらしい」
「結ぶ」
「生き抜く」
・・・・


三宮の『旬菜 まんげつ亭』さんの壁に貼られた“書き初め”の一部。
1月に来店したお客さんが毛筆で書くという、もう十数年続いている『まんげつ亭』恒例の新年イベントだそうです。

書かれた文字には、それぞれの人の今年の想いが込められています。

字にも言葉にも個性があります。
猪口を片手にそれを眺めて、私の知らない人の気持ちを想像しながら、美味しい酒が飲めます。


毎年見ている女将曰く
今年は「生」という字が多いとのこと。
（龍も多いそうです。干支の字が多いのは辰年だけだそうです。）
去年の震災をみて、皆いろんな事を考えたんでしょう。

逆に減った字が「夢」
ここ2年ほど「夢」と書く人がいなかったそうです。
ちょっと寂しいですね。
夢のある社会をつくるのは、私達、大人の仕事。 もっともっとがんばらな。


最近、字を書くことが少なくなりました。
日本人として、たまには筆を持ってみたくなりました。

書き初めは3月末まで貼られているそうです。
人の想いの力を感じることができる字です。
書き初めをしたくなりますよ。

春はまだか？

「目に青葉、山ホトトギス、初カツオ」by 山口素堂


「青葉より、ホトトギスより、初カツオ」by MISSY


今年初めての「カツオタタキ」をいただきました。
この時期としては、とてもいいカツオだったのでタタキにしたそうです。

春のカツオは赤身であっさりしています。
ポン酢でさっぱりといただきました。
ネギ、大葉、玉ねぎ、にんにくと相まって、爽やかでいいですね。


和歌山で揚がった日本一？早いカツオ！
きっと北上するカツオのトップ集団ですね。
泳ぎが速いカツオなのか、単に気が早いカツオなのかは、わかりませんが(^-^;

今日はバレンタインデー、私の春は、いまどのあたりに？？？

関西人のネギ好き

あまり意識してなかったけど、みなさん「ネギ」好きですね。

例えば「ねぎ焼き」って関西特有なんですね。

この間もセルフうどん屋さんで無料トッピングのネギを大量に入れ、讃岐テイストをすっかり緑一色で染め上げたお客さんを見かけました。

関西人にとって「ネギ」って欠かせないものなんですね。


博多豚骨ラーメン『まるせん』さんでランチに「ネギラーメン」

豚骨のコッテリスープが大量のネギで爽やかになります。ちょっと言い過ぎかな(笑)
本場の博多でも食べられているのでしょうか？


確かに油にネギは合います。
薬味としてもネギは必需品。
さすが万能ネギ！

焼き蛤

『ふじわら』さんで「焼き蛤」をいただきました。

蛤の蝶番の部分を包丁で切り落としてから焼きます。
焼いてるときに貝が開いて、汁がこぼれたり、旨味が逃げないようにするためだそうです。
ひと手間ですね。

旨味が閉じ込められた「焼き蛤」
エキスが濃いです。
熱燗が合いますね。


「焼き蛤」で思い出すのが、十数年前のテレビ番組“料理の鉄人”。
当時の和食の鉄人 中村孝明さんが、その時のテーマ食材である“蛤”で作った「焼き蛤」です。

“料理の鉄人”の歴史の中で、もっともストレートな料理だったのではないでしょうか。

間違いなくめっちゃ美味しそうでしたが、あまりにシンプルな料理に審査員の意見が分かれたのが強く印象に残っています。

素材の力を活かした一番美味しい食べ方だと思うんですが、鉄人としてさらに上のレベルを求められる厳しさを感じましたね。


でもやっぱり「焼き蛤」が一番美味しいと思いますよ。

胃痛

「うぐっ」

ベッドの中から時計をみると 12:30
突然襲ってきたみぞおちあたりの痛み。
ぎゅーっと締め付けられる感じ。

痛たたたた、でも眠い。

なんや？この痛み？

何か悪いものを食べた覚えもないし、ストレスか？（ないない！）

しばらくして、痛みがマシになったのか、そのままzzz



しかし、これまで胃が痛むことがなかったので、とりあえず今日は胃に優しいものにしよ。

念のため胃腸薬を飲んでから『ひらじぃ』さん。

生ものより消化の良さそうな「自家製豆腐」「ぶり大根」「牛すじこんにゃく煮」をセレクト。
酒は「九頭龍」「奈良萬」をぬる燗で。

胃の負担を減らすため煮物中心の夕食です。

しかし胃痛の原因がわからない。
今日明日は暴飲暴食を控えて、ちょっと様子見です。