「禍転じて福となす」
「不恐」
「躍進」
「一瞬」
「疾走」
「昇」
「ブレない心で」
「明日は今日よりすばらしい」
「結ぶ」
「生き抜く」
・・・・
三宮の『旬菜 まんげつ亭』さんの壁に貼られた“書き初め”の一部。
1月に来店したお客さんが毛筆で書くという、もう十数年続いている『まんげつ亭』恒例の新年イベントだそうです。
書かれた文字には、それぞれの人の今年の想いが込められています。
字にも言葉にも個性があります。
猪口を片手にそれを眺めて、私の知らない人の気持ちを想像しながら、美味しい酒が飲めます。
毎年見ている女将曰く
今年は「生」という字が多いとのこと。
(龍も多いそうです。干支の字が多いのは辰年だけだそうです。)
去年の震災をみて、皆いろんな事を考えたんでしょう。
逆に減った字が「夢」
ここ2年ほど「夢」と書く人がいなかったそうです。
ちょっと寂しいですね。
夢のある社会をつくるのは、私達、大人の仕事。 もっともっとがんばらな。
最近、字を書くことが少なくなりました。
日本人として、たまには筆を持ってみたくなりました。
書き初めは3月末まで貼られているそうです。
人の想いの力を感じることができる字です。
書き初めをしたくなりますよ。