雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ナナカマドが美しい 冬の兆し

2013-11-29 21:39:29 | 樹木

 「札幌藤高校のモミジ」藤女子大学に行った時撮影 モミジの紅葉もこれが最後でしょう。 (25・11・28)

今年2度目の雪が11月26日に降りました。札幌は5㌢の積雪との事でしたが、近隣の当別町や石狩市などでは40㌢、50㌢も積もっているといいます。旭川市も結構な雪の量の様なのです。例年、12月1日前後から雪が消えないので、今年も今回の雪で「根雪」になるのかも知れません。
  

雪はカムイラビットの喜ぶ季節ですが、カムイラピットはウサギでなく人という生身ですので、厄介な季節が来たと、心も身体も身構えて寒さ対策に入ることになります。
この季節、野山の木々は葉を落し緑がなくなり、変化のない灰色の野外となりますので少しさみしい限りとなります。
 

 

それでもナナカマドの赤い実だけは健在で、雪綿帽子を被って見応えがあります。ついついその姿をカメラで追ってみたくなります。


 

内地では柿の実が農村の秋を彩りますが、札幌はナナカマドの実が今の街路を美しく彩っているのです。ナナカマドの実はいくら実っても食べられませんが、実の美しさ、木の強さが街路樹に選ばれ多く植えられることになります。


今日(29日)の午後、画廊喫茶「法邑」に寄った後、伏古(東区)の道路公園を車で通ったのですが、結構なナナカマドの木が植えてあって、昨日降った雪が赤いナナカマドの実の上に積もって消えぬまま色どりよく道の脇を飾っておりました。


雪綿帽子をかぶる赤いナナカマドの実は際立って美しく多くの人から愛されています。