雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

灯油泥棒 今冬道内被害50件超

2014-01-25 18:23:56 | 記録
灯油泥にご注意 この冬50件超の被害

世の中がせち辛くなるといろいろな事が起こります。経済が凍てつく年の瀬になると、コンビニ強盗があちこちで起こります。ひったくり強盗もおなじです。

今年の冬は灯油も値上がりして、カムイラビットの家で買い入れているコープ(生協)では1リットルあたり114円と連絡が入りました。皆さんの家ではどうてしょうか? 
近所の奥さんにお聞きしますと「私の家の灯油はまだ安い企業ですよ」「その石油会社を教えましょうか」と親切です。我が家ではコープさっぽろの信用が高く、今鞍替えする気にはまだなっておりません。
「灯油代金がかさみますよね」「どうしましょう」こう寒くてはストーブを焚かないで過ごすわけもなく、泣く泣く高い灯油を購入しています。
 
まだナナカマドの赤い実が頑張っています。3日前の大雪の朝カメラに納めました

先日、ラビ妻がお友達と電話で話していました。その相手の話です「灯油をタンクに入れたばかりなのに、すぐ無くなるんですよ、おかしいおかしいと思っていたんです」「気づいたらどうやら隣のご主人が灯油を抜いているらしいことに気づいたの」「雪の降った日に灯油タンクまで足跡がついてたのよ」というような内容の話でした。現場を掴んだわけでもなく訴えは出来ないようでしたが、隣の人が盗むなんて想像もつきませんものね。急いで灯油タンクに覆いと鍵を付けたそうです。用心に越した事はありません。
テレビのニュースでも流れていました。「今年は防犯用のシートと鍵がよく売れている」と言うんです。灯油代が値上がりしどう対処するか、「困ったからって他人の灯油を盗んではなりません。」こうした泥棒がいるなんて、それだけ灯油代が上がり生活が困窮して来たということでしょう。世の中が世知辛くならなければコンビニ強盗や灯油泥棒をする人もでなかったのにとつくづく思います。
この冬道内灯油泥棒被害がもう54件を超すそうです。月ごとの被害件数は12月ごろから多くなり1月、2月と増え最大は最も寒くなる2月が多いと言います。十勝・鹿追町では22日午前8時15分ころガソリンスタンドから約8250リットルもの灯油が、鍵を壊され盗まれたと言います。これは商売用につかうのでしょう。しかしこうした大物泥棒はつかまらず、ホームタンクから灯油18リットルを盗んだ会社員が捕まったとといいます。沢山盗むのも少量盗むどちらも犯罪です。
生活苦は人を泥棒にも、時には人を殺す犯罪者をも作ってしまいます。

毎月灯油代金をどれだけ使うかと言いますと、生活状態にもよりますが2万5千円~3万5千円を焚いてしまいます。ある所では5万円も焚くとも聞きます。北海道の冬は経済的にも圧迫されているのです。

むかし務めていた時は、冬を迎えて石炭手当などと称して手当が支給されていましたが、年金生活になるとボーナスは無いし、もちろん石炭手当なども出ませんので、特に冬の生活は大変になります。

地下に 若芽の生気が!

2014-01-25 08:24:58 | 風土
日が長くなりましたね。日の暮れるのも遅くなり、朝も6時30分には明るくなってきています。さらにこよみの上の「大寒」の日も過ぎました。後は春を待つばかりです。
 
 春は「馬」の駆け出しから 画廊喫茶法邑さんの展示物から

  私は身近に あったかい 抱擁を感じる 私は地下に膨らむ 若芽の生気を思う 日下権山 詩
  (詩も、書にしたためると、素晴らしさ、自然の営みを感じます。)

  有名な方の作品だそうです。縁あって画廊喫茶法邑さんの所に来ているとのことでした。書の作者は亡くなられているとか。

「三寒四温」という気候用語がありますが、先週は三寒の日でした。寒い日が続き、東区(札幌)では大雪も降りました。ついでに灯油代も値上がりし身も心も冷え切っています。三寒の日の冷え込みだったと先週はあきらめの日々でした。
手稲の「花族会議」に出たおりに、「カムイラビットさん(こうは言わなかったのですが)の東区は大変な雪でしょう。」と言われ、「そうだ、そうだ、家の回りの雪はすごいよなあ」とさらに自覚したのでした。

今週に入り、先週と反対に、昨日土曜日には暖かくなり、今日日曜日も最高気温3度となるそうなので、あとは春を待つばかりという気持ちになっています。
 
 この二つの作品は写真だそうです。水墨画かなと思うほどでした。何事も技術があれば人に感心される作品になるものですね。

東区の「画廊喫茶法邑」に出向いた折、春を待つ心を表現した作品に出会いましたので、ちょつと拝借してお見せいたします。春を待つ浮き浮きした気持ちは北海道に住む人にとっては春の楽しみの一つです。あと6日で最早2月になります。

今週は三寒四温の「四温」の日を迎え、春待つ心の充実さを感じています。