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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

2月は骨折の季節 砂粒太郎が防ぎます

2014-02-10 10:32:57 | 風土
今日(1月10日)は、町内会の「インターンシップによる「大型除雪の日」でした。
ブルドーザー、ロータリー車やダンプカーが何台も来て、狭まった雪道を一気に除雪し広くてくれるのです。
除雪の日が来ると「あとしばらくすると春が来るのだ」という思いになるのです。
雪に覆われた重苦しい冬が一気に取り除かれたという思いの大型除雪日なのです。
ブルド―ザーが入ると、家に居る者はそれぞれ雪除け用のシャベルを持って家の回りの雪を道路に出す作業に追われます。
雪除けが終わるとアスファルトなども顔を出します。
 
 勢いよく雪を除けていきます

しかし、これからの季節は融けた道に氷が張ったりし、その上にうっすらと雪が積もると足を取られて転ぶ事になります。
2月中旬は日差しも良くなり夕方には路面が凍ります。何年か前の事ですがラビ妻がボランティアの帰り道に道路で転倒し腕を骨折して帰って来ました。手をぶら下げて「手が折れたかも知れない」と額から血を流し青ざめた顔で、お化けの様にして玄関に立っていました。その時はすでに夜になっていたので、救急病院を探すのにも時間がかかり大変でした。
この季節は油断して道を歩ってはいけません。知人の話によると知人の店に通って来ていた人が転んで命を落とした人もいたと言います。
  
 
この季節、路面が氷る時間帯にはなるべく外出しない様にした方がよいのです。やむなく外出しなければならない時は十分注意する必要があります。
ラビ妻も用心していたらしく、交差点の安全な道を選んだのですが、横断歩道の白線の上はよく滑り、そのために転倒してしまったらしいのです。白線の上はよく滑りますので、白線を避けて渡るようにした方がよいとラビ妻は言います。
  
 機会の力はすごいもの


 除雪が終わった後の道路

あまり気がつかないかもしれませんが、横断道路の近くに箱が用意されているのを知っておられるでしょうか。雪国の人は何のための箱だかわかっていますが、縁の無い地方では理解出ない事とと思います。
これは雪道対策のために置かれた「ジャリ砂箱」なのです。ここに写真で載せた「砂粒太郎」がその箱なのです。東区(札幌)役所近く置かれていましたが、この砂粒入れの名前を付けたいと思いますが、皆さんなら何と付けるでしょう。
カムイラビットが最初に考えたのが「雪太郎」でしたが、どうもしっくりしません。そこで「ジャリ太郎」はどうかとも思いましたが、粉粒の様に岩石の粉砕した砂を入れているので、さしあたり「砂粒太郎」とでも呼ぶ事にしました。

   砂粒太郎  東区区役所

雪まつりの時に雪の道に砂粒がまかかれている砂が「砂粒太郎」がお腹に抱えているそれなのです。