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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

カッコウ カッコウ 無事に鳴いたよ夏便り

2015-06-20 20:44:24 | 

「札幌の住宅地ではカッコウの声も聞けなくなりました」

上川町の「北海道ガーテンショウ」に出向いた折(6月14日)、会場内で「カッコウ・カッコウ」の鳴き声を聴きました。車に乗せて行ったkさんが言うには「札幌の自宅では今年はカッコウの声はまだ聴いてません」と話します。

Kさんの家は我が家から80メートルほどの距離、我が家を建てた当時はカッコウも電線に止まってけたたましくカッコウ・カッコウと鳴いたり、テレビアンテナに止まったりして身近かな所まで姿を見せけたたましく鳴いていたのですが、そういえばこの何年も前から自宅近くで「カッコウ」の鳴き声は聞けなくなりました。

Kさんがカッコウの声が聞けなくて残念がっていたのと、カムイラビットが感じていたことがまったく同じなことに話が弾みました。現在、我が家から道路一つはさんだ「東雁来(ひがしかりき)」の地は盛んに住宅の建設ラッシュで、当然カッコウも野・山に追いやられてしまったようなのです。

我が家の別荘(?)は車で10分ほどのところにありますので、そこには林も、牧草地もあり、カッコウの声もよく聞くことができるので、自分にはカッコウも身近な存在なですが、聞けなくなった人には自然が遠のいた感じでさみしい思いのようなのでした。

別荘では今でも朝・夕にカッコウの鳴き声は聞けるのです。他の小鳥たちの鳴き声もしきりと耳に入ってきます。気分最高の時間をいただいています。

上川のガーデンショウの会場で、今年初めてカッコウの声を聴いたKさんの思いを推しはかることができるのでした。「今年初めて聞いたの!」という言葉には実感がありました。

人は元来自然とともに生活していたものなので、自然が感じられなくなった時に無性に自然が恋しくなるものなのです。

6月20日北海道医療医学の大学祭とか、里山にラビ妻と出向いてみたのですが、里山一周で植物に触れ、小鳥たちの声を聞き、大学生とも声を交わし心から癒されたのでした。

自然の中に自分を置く、これぞ心をいやす最高の時間といえましょう。大学祭とあって、里山に入る人も多くおられました。