「春一番の花は?」
野山で春一番に咲く花は 「福寿草」です。十勝管内の池田町に住んでいる時、清見が丘の更に上の連なる小山に良く行きました。まだ雪も残っているのに樹の根元あたりの雪が解けていて、福寿草が早春の太陽の光を受けて黄色の花を咲かせているのにであいました。
何気なくシャベルで掘り起こそうとしたら、まだ地面が固く凍っていてシャベルは突き刺りません。この地面の凍っている中でよく花を咲かせるものだと感心したことがあります。
日当たりさえ良ければ先ず花を咲かせるのは福寿草ですね。この花には特別に素晴らしい名が付けられています。
この頃は福寿草も家庭の庭に植えられていて、花を咲かせいち早く春の訪れを知らせてくれています。我が家の福寿草は毎年5輪ほど咲かせるのに、今年はどうしたことか一輪咲くだけとなりました。その点我が家の別荘(?)には2輪の福寿草が咲いています。
今日は午前中は晴れていたので、初々しく満杯に開いて、クロッカスの紫の4輪の花と美しさの共演です。
初々しさをカメラに納めておこうと午後に再びカメラを持って出向いたのでしたが、午後からの曇り天気に花はつぼんでいて写真になりません。二つの花とも自然に対応した営みをするものだと感心します。
クロッカスの大群落は、由仁町のユニガーデンの庭園内に満杯に咲いています。
クロッカスの花の色は、白色、黄色、紫色といろいろですが、私は紫色の花が綺麗に見え好きです。