「4月20日 札幌の春 レンギョウにエゾムラサキツツジ開花」
20日、ふと気づくと、左隣の家の庭に紫色の「エゾムラサキツツジの花」が咲いていました。また、反対側の小さな庭を手入れしているMおばあさん家でもそれはこんもりと一本のエゾムラサキツツジの木が満開となっていました。わが家にはこの木は植えていませんので、お隣の家々から春をいただくのです。
札幌の庭はネコの額ほどの狭さなので、それぞれ一本しか植えられていませんが、それでも春の息吹を与えてくれるのです。
層雲峡の大函では、岸壁の岩間にエゾムラサキツツジが自生していて、自然の妙味を味わうことが出来感動します。春の季節北見の方によく旅行していたのだったなあと思い返しています。
北海道の春はいろいろな花が一度に咲く「百花繚乱」の季節と言いますが、最初に花を咲かせるのは福寿草にクロッカスで、その花たちがしおれ出すとエゾムラサキツツジやらレンギョウの花が一気に咲きだすのです。
この間はキタコブシの親戚のモクレンの花が咲いているのを見かけました。確実に百花繚乱の季節に入りつつあります。
わが家では、この季節になると黄色の花を咲かせる「レンギョウ」が咲きだします。咲き始めると一気に花開いて目を見張ります。剪定して盆栽風にあしらっている家庭もありますが、我が家では枝先まで花を付けるレンギョウは伸ばし放題にしています。その花の付け方に魅力を感じています。黄色の花が咲きだすと我が庭の手入れがラビ妻の手で一気に進みます。
先日、青森県の弘前市の桜の開花が報道され、道南の方でも桜が咲いたとの話を聞いています。今週は気温が上がったので、26日頃には札幌の桜が満開になりそうです。
★19日(木)の午後、カムイラビットの別荘地近くの広大な野原の空にてオオジシギの鳴き音がしました。オオストラリアからはるばるやって来た鳥です。オオジシギの羽音鳴き声を聞くと札幌に春がやってきているのを知るのです。