「道内を襲った21号台風」
21号台風が去った後、家の周りにベニヤの壊れたものが散らかっていました。
玄関先の隣人に声を掛けましたら、「ベニヤのかけら、黄色の綿が畑に入っていて、片づけている」と言うのです。
私の方の庭にはベニヤの板がいくつも散らばっていたのですが、黄色の綿は舞って来ていませんでした。話では近くの家の屋根が吹き飛び、断熱綿とトタン下のベニヤがはがれ飛んだものの様で、それが散らばった物だったのです。
屋根の吹き飛んだ家では、家族総出で屋根の修理をしていたのを見ていているので、あれがベニヤ、黄色い綿の原因だったのかと合点が付いたのです。
台風の害は近くにはない物と思っていましたが、意外な所で被害があるものなのですね。
K先生のブログを見ておりましたら、北海道医療大学の里山の被害が報告されていて、毎年秋の紅葉の散策を楽しみにしていたのが、まったく出来ないなど大被害を被ったようで、これは大変なことになったと残念がっています。ブログ写真ではこれはまっこと大変な被害です。
これまでに、北海道にやって来た台風によって、津別町のチミケッブの森林がずたずたに倒れたのを見ていますし、別な台風で洞爺湖のまわりの森林も大半が倒木になったのを見ているので、今回も同じように台風の被害が多かったと思われます。
果物園やハウス栽培農家も大変なことになったのでしよう。一応のメモをしておきました。
〇 北海道を襲った21号台風の記録をメモっておきます。
道内暴風 家屋損壊430件相次ぎました。 JR760本運休
台風21号 倶知安で風速42㍍ 遠軽町白滝で35.8㍍ 江別市で33.1㍍ 道内22地点で観測史上最大を記録しました。
ハウス倒壊 落果相次ぎました。
北海道神宮では大木が倒れ、遊歩道をふさぐ。
巨木、電柱根こそぎ倒れる。
道内「家揺れた」「すさまじい音」
4人けが、8万7千戸停電 21号台風は北海道に多くの爪跡を残しました。