「コスモスの季節からコキアの季節に」
カムイラビットはコスモスの花が好きです。
我が家を建てた当時、まわりには家があまりなく、セイタカアワダチソウの生える土地でした。
我が家では道路の一ちょうあまりの距離にコスモスを毎年植えていて、道を通る人から感心されていました。優雅と云うかゆとりのある生活でした。
数年経つと徐々に空き地に一軒建ち、二軒建ち、とうとうコスモスを植えることが出来なくなりました。
コスモスを植えていた当時の事がなつかしく思い出されます。
コスモスは秋の花ですが、滝野自然公園では秋が深まってきたこの季節、コスモスを終わらせ、「コキア」の散策をどうぞと呼びかけています。
美瑛の花畑の一部にコキアが使われています。
「コキア」の名は多くの人には馴染みが薄いのですが、戦中は「ホウキグサ」と言い、多くの家庭で植えていました。
赤い植物が「コキア」です。カムイラビットのパソコンのマウントの写真です。
物不足の時代、庭を掃く代用品に使われたのです。名前もホウキグサと言っていて重宝されました。
今ではホウキグサではなく「コキア」と呼ばれます。秋と共に赤く色づいて綺麗です。観光施設などではこのごろ見られようにりました。
物の本によると、コキアはホウキギというとしていて、私の覚えていたホウキグサと言うのは方言だったのかも知れません。
むかしはアカザ科としていましたが、今ではヒユ科ら分類されているというのも始めて知りました。