「北海道の熊はヒグマ 近年人里近くまで来て 恐ろしい」
自然との調和、自然があって人がある。
このことは、平和的な見方であり、美しい考え方です。
自然の頂点に立っているのは、北海道ではヒグマです。この熊ともうまく共存しようとしています。
熊を射殺しないで、人里に近づかせないようにしましょうというのですが、自然の熊の数が増えて人間の生活の場までやってきています。
熊も殺される数が少なくなり、人を怖がらなくなってきているので身近に熊が出る様になっています。
※ 羅臼町(根室管内)の海岸町での話です(7月11日)。民家の飼い犬が血痕を残していなくなる事件が起きました。
熊の仕業であろうと調べたら、昨年飼い犬2頭を襲った熊と一致しました。一度味を覚えた熊は再び犬を襲い食べたのです。
「一度食べたら止められない」と熊が言ったか分かりませんが、近くの家では犬を家の中から出さないようにするなどの手立てをするよう言われています。
「羆嵐(くまあらし)」の話で知られる家(人)を何度も襲った「三毛別事件」の様に、人間の肉の味を覚えた熊は人でもかまず襲うのです。
犬でも同じで、犬の肉の美味しさを知った熊は人里近くに現れて、犬の肉を食べるのです。
熊が犬を襲った日、熊撃ち二人が付近を探索したところ、熊の気配を感じあわてて逃げて崖から転げ落ちて、怪我をしたとニュースで流れました。
身近に熊の危険を感じるような生活、これには耐えられません。