「イタドリとエゾエンゴサク」
私が例年山菜取りに出向く札幌から離れた場所があります。今年は例年より雪解けか早いのでいつもより2週間早い4月18日に出掛けてみました。
その地にはエゾエンゴサクの群生地があり、野の花の写真を撮るのを楽しみにしていました。
例年より2週間も早くです。
雪は消えていましたがエゾエンゴサクの花の季節はあと1週間後、2週間後に最盛期を迎えそうです。
その地の不思議は、エゾエンゴサクの季節が終わるとイタドリが伸びて来てイタドリの地(畑)となり、植物がみごとに交代するのです。
あと少しするとこの地にエゾエンゴサクが咲き乱れます
さて今年は、特に雪が少なかったこともありイタドリの枯れ枝がこの季節その地を覆っていました。例年は雪の重さでイタドリの枝は地面に押さえつけられ堆肥化していたのです。
少し緑がかってきていました。
今年は雪が少なかったことであり、今年はエゾエンゴサクの邪魔になっています。
これを見るにつけ自然は例年通りの気候であることが良いと言えましょう。まだ数の少ないエゾエンゴサクの撮影にはイタドリの枯れ枝が邪魔して美しく撮影してあげれないのでした。
※付録にザゼンソウの写真
別な湿地ではミズバショウ、ザゼンソウなどが咲いていて、水たまりでは蛙の卵も産んでいました。
この地のザゼンソウは小型な物ばかりでした。ザゼンソウにはヒメザゼンソウというのもありもしかしたらそうではないか などどと見て来たのでした。