雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

芽吹く緑のまぶしさ!(北海道の5月)

2020-05-10 19:28:40 | 風土

「芽吹く緑 目にまぶしく」

寒さに閉じ込められていた北海道も、5月を迎えて一気に春めいて、緑は目にまぶしさを感じます。

もうすでに野山のカタクリやエゾエンゴサク、ニリンソウの早春の花たちの季節が過ぎて、代わりにピンク色のエゾヤマザクラが咲いて、白色のキタコブシも咲いて、黄色のレンギョウが咲いて気持ちが和みます。

 

5月9日、ジュンベリーの花が満開です。

北海道の春は「梅」と「桜」が同時に咲くなど春は一時期に詰まっているのです。黄色のタンポポの花はまぶしく、スミレも咲いて百花繚乱の季節が北海道の春なのです。

野の花が咲き競そえば、野鳥たちも盛んに鳴きはじめます。小鳥たちの鳴き声を聞けば心が軽くなります。

     はや

  芽吹く樹で

  啼いている

       「山頭火の句」 

「山頭火」の句に春の鳥の動きを歌ったものがあり、なるほどとその句の見事さに感心しています。

 はや(何月何日の事かなあ・・・)芽吹く樹とは(何という木の名かなあ・・)樹の上で啼いているのは 何という鳥かなあ・・・

 この句には余韻がありますね・・・・。

 

※ 今日は5月10日母の日で、店に出向くと母の日向けの食材が並んでいました。