「アベノマスク 廃棄か?」
アベノマスクの言葉を頭に残っていない人は居ません。前安倍晋三総理大臣が良いアイディアを考えたとばかりに作られ、全国民に配布されました。一人2枚限りの配布です。
当初、国内にはマスクのストックが無く届くのが待たれました。
お陰様で、日本人にマスクを着けるくせを定着させ、欧米列国などの国と較べコロナ感染者を少なくする現象を作ってくれました。
しかし、マスクが全国にあふれた今では「アベノマスク」の功罪をいまだに明らかにしていません。
最初のアイディアは良かったものの、ふに落ちないことばかり残りました。
政府が支払った総額が442億円を超えています。コロナで経営が圧迫されている人から見るととてつもない金額なのです。
発注を受けた会社はどこなのか、安倍晋三首相との関係あった企業ではないのかなどの不信感が高まります。
多額の金を使った割にしては国民はありがたがっていません。一時的に使われたかも知れませんが、結果は重宝されませんでした。
布マスクは不織マスクの方が感染防止に効果的であるとされ、病院に行ったら不織マスクの着用に変えられる今です。
アベノマスクは再利用するべく布マスクです。
そのマスク、一昨年の厚生労働省の検品で約1100万枚の不良品が見つかったと言われます。検品した約710万枚の約15%に当たり、検品に約21億円を要したと参議院本会議で明らかにされました。
不良品を作った企業の責任を問うていませんし、億円単位にさらりと流される話に憤りを感じます。
さらに腹が立ったのは在庫は昨年10月末までで約8130万枚に及び、保管費が約6億円に上がったと言います。
議会で問題が指摘されて、岸田総理大臣は政府批難の火種になると考えたのか、保管料がこれからもかかると判断、急遽マスクを廃棄するとしました。
政府にとっては大した話ではないかもしれないが、アベノマスクには疑問が今も残っています。
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