札幌学院大の渡邊慎哉さんが「自分からみた北海道の魅力」について次の事を上げていました。
広大さ
未開の地
都市と自然の調和
気候(亜寒帯)
食
旅情感
最果て感
アイヌ語と融合した地名
オホーツク海
12月(平成26年)10日 朝 昨日の湿り気のある雪がナナカマトの実に雪帽子となり被っていました
学院大の公開講座の一つの講演の中で、お聞きしたものですが、氏は北海道の魅力について9つの要素をあげられていました。内地の人たちから見れば、どの要素を取り上げても北海道の魅力となっていると言えるでしょう。
昨年(平成25年)2月、ラビ妻と沖縄旅行に出向いた折、沖縄の地名の呼び方に興味を覚えました。北海道から行った者にとっては読めない地名ばかりでした。漢字の地名でありながら読めないとは、面白くもありおかしくもありました。
このことを思うと、北海道の地名はもともと「アイヌ語の地名の呼び方」に無理やり漢字を当てはめたものですから、内地から旅行に来た人には読めそうもない地名となってしまっています。なかなか読めない地名に興味を持つというのは、カムイラビットが沖縄の地名に興味を持ったのと同じと言えましょう。
北海道に観光に来ている人に「北海道で一番景色の好きに思えた所はどこでしたか」とお聞きしますと「浜小清水(網走)の原生花園です」と答えが返ってくる時が多いのです。原生花園のこうりょうとした広がりのある風景が喜ばれる様なのです。原生花園砂州の北側にはオホーツク海が広がり、そして内側の陸側にはひオウギアヤメ・センダイハギが湖畔に咲く濤沸湖の景色と、そのはるか向こうにはなだらかな藻琴山が見られます。
原生花園の花園の季節ばかりでなく、花は無くともこの視野からはみ出るばかりの広がりが、内地の人にとっては最高の風景と目に焼き付いているのだろうと思います。
オホーツク海に何度も足を運んだ事のあるカムイラビットには海の魅力は格別です。渡邊氏が何故オホーツク海を魅力の一つに挙げたのかはっきりしませんが、流氷の到来する季節に是非とも行って見て欲しいと思います。
カムイラピット夫婦はオホーツクの紋別市に2年住みましたが、紋別公園の山の上から流氷を眺めた風景はまた格別で、忘れられません。海の妖精と言われるクリオネも流氷の来ている海岸で採取もしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます