カムイラビッの
「北海道の山草木散策 (1)」
北海道に自生する「植物の随想」を書いてみることにしました。植物好きのカムイラビットの植物との出会いをつづってみます。
『食べてみたいが、まだ食べていない植物 「スベリヒユ」「ハコベ」』
戦時中に親が「アカザ」を畑から取ってきて、おひたしにして食べさせられたことがあります。食べ物の無かった時代なので、美味しかったと今でも思い出しています。
山菜の本を見ていると畑の雑草の「スベリヒユ」や「ハコベ」も食すことが出来るとありました。
昨年夏 札幌市の盤渓スキー場の施設の中で 野菜市が開かれていて「スベリヒユ」が野菜棚に並べられていました。
ぬめりが好みの人にはスベリヒユ料理が好まれるとか・・・、
我が家の菜園には油断していると、スベリヒユが沢山野菜を覆っています。
先日も意を決して大き目でやわらかそうなものを持ち帰りましたが、心の中でスベリヒユは雑草と思う心が先行して料理するまでにはなりませんでした。
話では、東京の方では戦時中食べるものがなく、やむなくこの「スベリヒユ」を食べて飢えをしのいでいた人もいたそうです。
その話を思い出す度に、いつか私も試みたいと思っています。
花は咲かない(目立たない黄色の花を付けています)のに、畑に無数にはびこっているのを見ると野菜の陰で種子を育んでいるのがいるのだなあと思います。
畑の雑草の名はなかなか頭に残りませんが「スベリヒユ」の名は忘れないように繰り返し名を言いつつ雑草取りをしてます。
食糧難の時が来たら「スベリヒユに命を助けてもらおうかな」と思ったりしています。
畑の雑草の中でもう一つまだ料理していない植物があります。その名は「ハコベ」・・・。心の中でハコベは小鳥にやる餌と思っているものだから、試して食べることはまだしておりません。
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