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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「家庭菜園」 道内6~8月 記録的な降水量で最悪

2018-09-01 17:22:49 | 

「家庭菜園 今年の野菜高騰には驚いています」

札幌で家庭菜園をできるなんて思いもしませんでした。

知人からも「家庭菜園をしているのね」と、うらやましがられる言葉が返ってきます。

化学肥料は使わない、除草剤・殺虫剤は使用しない。この事だけは守り通しています。「無農薬野菜」は我が家の自慢すべきもののひとつです

今年は小綺麗な畑にしようと、春以来力を入れてスタートしました。

ところが、急に入院することになり、7月・8月はまったく家庭菜園の世話に行けなくなりました。体に悪いから車に乗ってはならないというのです。菜園までは車で10分、徒歩だと行ける距離ではなく、畑の様子はさっぱり分かりませんでした。

急遽息子夫婦が、一部の草取りと、植えてあった野菜を取ってきてくれましたが、何せ畑仕事はど素人ですので、野菜を収穫してくるのが精いっぱいだったのです。

畑には手掛けることが出来ず、それなら「自然農法」というのもあるので、野菜と草とが共存して愉快な菜園となっているであろうと、ほくそ笑んでいました。

車を運転をしても良いと許可が出た9月になって、ホクホクしながら菜園に出向きました。自然農法は効を奏しているであろうと思っていたのですが、畑を見て夢は破れてしまいました。

畑は雑草に覆われ、収穫するものとてありません。草に負けたのでしょう。

それもそうです、手をかけず、菜園から収穫するなんて虫の良い話はありません。例年カボチャなど有り余るほど取れていたのですが、今年はうらなりのカボチャが4つほど実を付けているだけでした。雨と草に負けています。

楽しみにしていた「ツルムラサキ」も草に負けて一つもありません。ほうれん草も、白菜も、トマトも、トウモロコシも全滅です。ただ茄子だけは地面を黒ビニールで保護したので結構採れました。

湿り気に弱い瓜類は全滅です。6月にはしっかり芽が出ていたキュウリはまったく姿がありません。

放置された菜園ほど情けない物はないと痛感した今年でした。

菜園作りにアドバイスしてくれている菜園仲間のSさんの話では「二度にわたる大雨で、畑は2度も池になったのですよ」と言います。我が家の菜園は特に低地のために多くの野菜はそのせいで根腐れを起こして全滅したらしいのです。

 〇 道新の8月23日の記事に、「異変の夏」道内6~8月 記録的降水量 

              長雨恨めし  客足湿る観光地 農作物に影響

とあり、札幌でも例年の1.5倍の雨の量であったと、この夏の気候をまとめています。

気候不順の、菜園の野菜類は全滅、本州の大洪水の被害もひどかったので、道外からの野菜も入らなくなり、スーパーでの野菜の値段の高騰、キャベツも白菜も、ホウレンソウも、大根も値は例年の1.5倍ほどと高くなっており、踏んだり蹴ったりです。

〇 ついでに、今年の米の作柄は悪いという発表もあり、やれやれ困った事です。  

 

 


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