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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

自然派アイヌの人たちと 植物たち(4) オオウバユリ カツラ イチイ

2019-02-22 15:02:20 | 草花

「自然派アイヌの人たちと 植物たち(4)」

アイヌの人たちと野の植物とは深いかかわりがあります。自然の中でアイヌは生活していました。

★ このブログではアイヌ語の詰まる音を表現できません。

  (41)コオホネ

    カバト

    汁の実や小さく刻んでアハ、キトなどに油を少したらし煮て食べる。あく抜きが必要。

 (42)オオウバユリ

    トウレプ(溶け・させる・もの) 

   ウバユリの根からでんぷん粉を取る。

  オオウバユリの実 新芽の出た時期の根からでんぷんを取ります。

 横置きの写真となりました。  

  (43)ハルニレ

    チキサニ(我ら・こする・木)

   ハルニレの木を揉(も)んで火を起こした。

 (44)オヒョウ

    アツニ(樹皮・木)

   アツシを織る繊維とした。

 (45)シナノキ

    ニペシニ(木・もぎ取った裂片・木)

   屋根を葺くときに使う紐をつくるものとして使用した。

 (46)イチイ(オンコ)

    ラルマニ

   弓作りに使用、実は健康に良いといわれ、肺や心臓によく効くといわれた。 

 (47)ケヤマハンノキ

    ケネ(血の・木)

   赤い染料に使われた。   

 (48)オニグルミ

    ネシコ

   染料として使用した。実は食した。

 (49)カツラ

    ランコ

   加工しやすい材なので、日常の生活用具に使用した。樹皮はタンニンを多く含まれるので、染料として使用した。

 (50)ヤチダモ

    ピン二(傷・木) 

   丸木舟を作った。運搬用具、生活に欠かせない材であった。

 


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