かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

花火

2018年08月15日 08時36分23秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんと花火をした。
前に花火をしたのは、たぶん小学校に入る前。
危険がわからず火花を直接触ろうとして、危なすぎてすぐにやめたんだった。

キャンプで花火をやったというので、もしかしてできるかも?と思って。
ちょうど、先日の町内盆踊り大会のくじ引きでみゆみゆが当ててきた花火がありました。

そうちゃん、これ何か知ってる?と聞くと、
「はなび」
花火セットに付いてきた小さなピンクのろうそくは、
「ケーキ」
ろうそくを、「ケーキ」という名前だと思ってるらしい
確かに誕生日ケーキの上に乗ってるのと同じだけれども。
いやいや、ケーキじゃなくて・・・?と促したら、
「ハッピーバースデー
そうなっちゃうか。
一応、ろうそくだよ、と教えておきました。

そして、花火。



うれしそう。
すごい。
こんなことができるようになったなんて。

15分ほど、いろんな花火を楽しめました。
落ち着いてるな~、と思う。

でも、片付けるときに熱いところを触ってしまい、「いたいよー!」と崩れてしまいました。
すぐに冷やしたので、たいしたやけどではなく朝にはすっかり治っていましたが。
これが花火のイメージとくっついてトラウマになってなきゃいいけど。
次回やってみるまで、そこはわかりません。

昨日の昼間は、かかりつけ児童精神科を受診しました。
キャンプで話した児童精神科医とこの主治医はお知り合い。
「〇〇先生に、『素質のわりにいい関わりをされてる』と褒めてもらいました。」と伝えたら、
主治医曰く、「僕が幼児期から見ている子の中でも、この子はトップクラスですからね~(笑)」。
トップクラス。手のかかり方が、という意味だと思います。
ずっと診て来てくださっているからこその言葉です。
なんだか勝手に先生も同志のように感じて、心強く思いました。
主治医先生、自閉症のキャンプに昔参加されたことがあるそうで、キャンプの様子も懐かしそうにうなづきながら聞いてくれました。

さ、そうちゃんは今日からしばらくショートステイです。
去年とほぼ同じスケジュール。
すっかりショートの職員さんの名前も覚えて、楽しみにしてるみたい。
いってらっしゃい。



出かけるまでの待ち時間も、テレビを見たりして待てるようになってきた。
いや、「待てる日も出てきた」に訂正。
9時の時点で「お昼ご飯食べるよー!」が始まってお手上げ状態なこともあるからね。