震災7年1月20日
アメリカ大統領ほど、世界に影響力のある人はありません。その一挙手一投足に注目が集まるところです。テレビをつけると、就任式にまつわるお話がわんさか出てきます。家族も美男美女揃いで話題にことかきません。
また、マスコミでは歴代最低の40%台前半で政権をスタートさせる可能性があると予測しています。就任時の支持率が最低だったのは1981年のレーガン、89年のブッシュ両元大統領でいずれも51%だった時に比べても破格に低い数字です。
ところで、アメリカ大統領というといつも、暗殺の話が出てきます。米国では建国以来、現在のオバマ大統領まで44人の大統領が就任しましたが、4人が暗殺されています。暗殺未遂、または暗殺の計画が明らかになったのは、公の記録に残っているだけで、歴代16人にもなります。衛生放送で流れたあのケネディー大統領の映像は今でも脳裏に焼き付いています。命がけの仕事です。その辺の警護も敵が多いだけに大変です。
さて、総得票数ではクリントンさんに負けたにも関わらず、選挙には当選するというのも、珍しいと思います。これは、マスコミ対策や選挙技術の差なんでしょうかね。私にはよく分かりません。クリントンさんはさぞ悔しかったでしょう。でも、選挙が終わればノーサイドというのもさわやかですね。
彼は、そういう意味でも破格の政治家となるのでしょう。個性的であり、何をしでかすか分からない不安もありますし、従来の大統領ではやれなかったことをやるというサインでもあります。人は誰でも安定を求めるのが普通ですが、今回は今までと違った政治にしばらくは困るでしょう。雨降って地固まるということになってくれればと希望します。
政治の根幹はあくまで、国民の幸せです。アメリカ大統領は世界の大統領のようなものですので、Make America Great again もいいですが、単に自国民だけでなく、世界の人民の幸せを願って頂きたいです。I want to be a positive force in the world, i woud like to make people happy.
今までの政治には沢山の既得権的な事がたくさん存在しています。日本とて、これは同じです。だから、いい方面に活躍してくれれば、従来埋もれていた人にも沢山のチャンスが来ます。願わくば既成の政治家ではできなかったよい面を出して欲しいです。事前のお話では自国の経済第一主義をうたっていますが、この面はどうかなと思ってしまいます。世界が保護主義になっては困るのです。
☆変わると思われること
・メキシコに壁を作り不法な移民を排除
・イスラム教徒の入国禁止
・自国の経済を最優先
・二つの中国承認
・中国外交で前途多難
・北朝鮮との対話開始
・貿易摩擦の増加
・ドル高円安の流れ
・白人重視
・軍事費削減
・ロシアとも和解か?
・環太平洋連携協定(TPP)からの離脱および北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉
☆日本への影響
・軍事費の拡大
・円安の流れで輸入高 ガソリン 小麦
・NAFTA見直しで自動車産業痛手 下請けに影響大
・中国や北朝鮮との関係