
「えっからかげん」は「いいかげん」や「でたらめ」の意。
例文
織田信長 「とよさ きいとくれや。
こんまえ とくさに でーじに してる
じじ から もらった ほん かしてやっただに
ちっとも けえして くれねーもんで
はやく けーしとくりやって いったら
そんな ほん かりたっけって
へーきな かお してゆうだじー。
あんねに えっからかげん な やつ だとは
おもわなかったねー。」
豊臣秀吉 「ほんで その かした ほんは
どーなっただい。
織田信長 「まだ けーして もらえてねーだいね。」
例文の標準語(?)訳
織田信長 「豊臣秀吉さん聞いてください。
この前徳川家康さんに 大事にしている
祖父から頂いた本を貸してあげたのに
ちっとも返してくれないものですから
早く返して下さいとお願いしたら
そのような本を借りていたでしょうかと
平気な顔をして言われてしまいました。
あのようにいいかげんな人だとは
思いもしませんでした。」
豊臣秀吉 「それで その貸してあげた本は
返ってきたのですか。
織田信長 「まだ返していただいてないのですよ。」