国立国会図書館(=NDL)のカレントアウェアネス-E №155(NDLのメルマガ)で、オープンソースの図書館システムというのがあることを知りました。“Koha ZOOM”という名称で、2000年にニュージーランドのホロフェヌア図書館トラストが採用したのを皮切りに、現在、北米、アジア、ヨーロッパで導入する機関が増えているようです。
NDLの別記事(CA1629) も読みましたが、まだ日本語版は出来てないようです。(Project Next-Lでは、試作品が出来てるみたいですが。)
日本全国の図書館がこれに統一されると、データが一括検索できるし、一度のアクセスで得ることのできる情報量が増えるので、利用者としては非常に便利になると思います。
日本の大学図書館の Webcat Plus の、“公共図書館版”とでも言えばいいでしょうか。
全国の図書館で同一書籍を購入するところは多数あるのだから、その書誌データを共有してしまうのが、無駄をはぶく良い方法ですよね。
導入する図書館側は費用削減もできるので、日本の図書館での開発・導入をオススメしたいです。