角川書店の新編国歌大観CD-ROMは、高価だけど家にあったら便利だな~と思ってましたが、大学図書館のをためしに使ってみたら、案外不便とわかりました。
表記どおりのデータしか入ってないみたいで、漢字仮名まじりの語句を検索しようとすると面倒です。漢字表記の場合・仮名表記の場合の組み合わせの数だけ検索しないとダメなんだもん。峰と峯と嶺、みたく同訓異字の場合は、検索の手間も倍増? 「遠し」みたく、「とほし」「とをし」両方の表記がある場合も、検索語が増えます。
歴史的仮名遣いに統一したヨミだけのデータも入れてほしかったなー。ってか、それが電子媒体資料の強み・メリットでしょーが。
冊子体の全句索引は一応ヨミの五十音順になってますが、これだと句中・句末の単語は検索できないでしょ?
せっかくの電子媒体の資料なのに、片手落ちだよ、と感じました。