鵙(もず)のゐる尾花が末葉うちなびきかた山づたひ秋風ぞ吹く(拾遺風体和歌集)
風わたる尾花がすゑにもず鳴きて秋のさかりと見ゆる野べかな(夫木抄)
もみぢするはじのたち枝は折りのこせ来(き)なれしもとの百舌鳥もこそゐれ(正治二年初度百首)
夕日さすかた山かげの櫨(はじ)の木に聞くもさびしき鵙のひとこゑ(今川為和集)
たづ ぬべき人はありとも甲斐なしや鵙の草ぐきそこと知らねば(宗良親王千首)
鵙(もず)のゐる尾花が末葉うちなびきかた山づたひ秋風ぞ吹く(拾遺風体和歌集)
風わたる尾花がすゑにもず鳴きて秋のさかりと見ゆる野べかな(夫木抄)
もみぢするはじのたち枝は折りのこせ来(き)なれしもとの百舌鳥もこそゐれ(正治二年初度百首)
夕日さすかた山かげの櫨(はじ)の木に聞くもさびしき鵙のひとこゑ(今川為和集)
たづ ぬべき人はありとも甲斐なしや鵙の草ぐきそこと知らねば(宗良親王千首)