「平家花ぞろへ」より、平経正を景色にたとえている文章を抜き出します。(「室町時代物語集成12」角川書店)
平経正は経盛の長男。敦盛の兄。一の谷の戦いで戦死。経正は琵琶の名手で、「青山」という銘の琵琶をめぐる逸話が有名です。
よしある前栽の、池の水鳥、岩間にむれゐたる雪のあしたなどとや聞こえむ。この頃のきよらなる名、とりたまへる、やさしき御たぐひなるべし。
「平家花ぞろへ」より、平経正を景色にたとえている文章を抜き出します。(「室町時代物語集成12」角川書店)
平経正は経盛の長男。敦盛の兄。一の谷の戦いで戦死。経正は琵琶の名手で、「青山」という銘の琵琶をめぐる逸話が有名です。
よしある前栽の、池の水鳥、岩間にむれゐたる雪のあしたなどとや聞こえむ。この頃のきよらなる名、とりたまへる、やさしき御たぐひなるべし。