「草の枢(くさのとぼそ)」という用語の用例は、日本国語大辞典・第二版では、車屋本謡曲『雲雀山』(1505年頃)からの例が早いのですが、さらに、254年ほどさかのぼる用例があります。
淋しさはたくひもあらし山里の草のとほそにすくる秋風
(巻第二百一・影供歌合 建長三年九月十三夜、山家秋風、二十八番、右)
『群書類従・第十二輯(訂正三版)』塙保己一編、続群書類従完成会、1993年、583ページ
「草の枢(くさのとぼそ)」という用語の用例は、日本国語大辞典・第二版では、車屋本謡曲『雲雀山』(1505年頃)からの例が早いのですが、さらに、254年ほどさかのぼる用例があります。
淋しさはたくひもあらし山里の草のとほそにすくる秋風
(巻第二百一・影供歌合 建長三年九月十三夜、山家秋風、二十八番、右)
『群書類従・第十二輯(訂正三版)』塙保己一編、続群書類従完成会、1993年、583ページ