「秋の影」という用語の語釈には「(2)秋の月のひかりに照らし出された光景。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では、『衆妙集』(1671年)からの例が添えられていますが、300年以上さかのぼる用例があります。
夕より空なる月のしらま弓すゑまでみゆる秋のかげかな
(38・文保百首、藤原為実、秋二十首、2339)
『新編国歌大観 第四巻定数歌編 歌集』角川書店、1986年、528ページ
「秋の影」という用語の語釈には「(2)秋の月のひかりに照らし出された光景。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では、『衆妙集』(1671年)からの例が添えられていますが、300年以上さかのぼる用例があります。
夕より空なる月のしらま弓すゑまでみゆる秋のかげかな
(38・文保百首、藤原為実、秋二十首、2339)
『新編国歌大観 第四巻定数歌編 歌集』角川書店、1986年、528ページ