monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

しとど(鳥の名)

2015年12月04日 | 日本古典文学-和歌-冬

わづかなるつばさに雪をはらひわびしとどおりゐる道の柴垣(遠忠詠草)

吹くとなきあさ風さむししとど鳴く霜のかきねのいささむら竹(春夢草)

人とはぬ冬の山ぢのさびしさよ垣ねのそばにしとどおりゐて(拾遺愚草)

庵あれしかきほのむばら霜さえてふるき山田にしとど鳴くこゑ(草根集)

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