「根差(ねざし)」という単語には「ねざすこと。地中に根をのばすこと。また、その根。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では、『源氏物語』(1001-14年頃)の例が早いのですが、100年ほどさかのぼる用例があります。
為君(キミガタメ)根刺将求砥(ネザシモトムト)雪深杵(ユキフカキ)竹之園生緒(タケノソノフヲ)別迷鉋(ワケマドフカナ)
(新撰万葉集・巻之上・冬歌二十一首・191)
『新編国歌大観 第二巻 私撰集編 歌集』角川書店、1984年、182ページ
「根差(ねざし)」という単語には「ねざすこと。地中に根をのばすこと。また、その根。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では、『源氏物語』(1001-14年頃)の例が早いのですが、100年ほどさかのぼる用例があります。
為君(キミガタメ)根刺将求砥(ネザシモトムト)雪深杵(ユキフカキ)竹之園生緒(タケノソノフヲ)別迷鉋(ワケマドフカナ)
(新撰万葉集・巻之上・冬歌二十一首・191)
『新編国歌大観 第二巻 私撰集編 歌集』角川書店、1984年、182ページ