「ほかならず/ほかならない」という用語には「①それ以外のことではない。確かにそのことだ。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では1878-79年の用例を早い例として挙げてありますが、もっとさかのぼる用例があります。
教は多き道ながら。悟は一つぞ胸の月。曇らじや三界唯一心の外ならじ。
謡曲・輪蔵~半魚文庫「謡曲三百五十番」より
召し出すことほかならず.
(「仮名手本忠臣蔵」第一・鶴岡の饗応)
『浄瑠璃集(新編日本古典文学全集77)』小学館、2002年、15ページ
「ほかならず/ほかならない」という用語には「①それ以外のことではない。確かにそのことだ。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では1878-79年の用例を早い例として挙げてありますが、もっとさかのぼる用例があります。
教は多き道ながら。悟は一つぞ胸の月。曇らじや三界唯一心の外ならじ。
謡曲・輪蔵~半魚文庫「謡曲三百五十番」より
召し出すことほかならず.
(「仮名手本忠臣蔵」第一・鶴岡の饗応)
『浄瑠璃集(新編日本古典文学全集77)』小学館、2002年、15ページ