しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

10月24日の日曜日、私の住む地域の防災訓練が実施されました。

2010-10-29 19:42:27 | Weblog

 10月24日(日)、私の住む地域の防災訓練が実施されました。これまで私は、参加したことがありませんでした。今年は参加しました。なかなか、実践的な訓練です。いざという時には、本当に役立つと思いました。いざという時が無いのを願っていますが。

 下の3枚の写真は私達の地域が持っている防災機材です。







 発電機が2台、水を入れる大きなタンク、ポリタンク、簡易タンクなどがあります。LEDの照明もあります。救助に必要な、スコップ、大ハンマー、鋸、ジャッキも用意されています。もちろん、保存食や水も有ります。避難所運営委員会の会長が熱心な方で、様々な補助事業を活用し、揃えてくれています。ありがたいと思います。

 トップの写真は救助訓練です。でも、上の写真は悪い例です。ジャッキをあてる部分が悪いこと、ジャッキをあてる面が小さく、外れやすいこと。外れる場合も考え、人を保護するように、受けるものを用意していないことです。消防のレスキューの方が教えてくれました。
 無事、人形を救出し、担架に乗せました。



 担架はかなり重いので、一般の方は4人で運び、救助者が落ちないように2人くらい両脇に着くのが良いとのことです。人形は40kgだそうですが、なるほど、結構、重いです。救助者は頭を少し上げてやり、足から運ぶのが良いそうです。自分の行く方向が見えるので、安心するそうです。

 三角巾を使っての看護訓練もありました。



 消防団の方のご指導です。なかなか、難しいです。不器用な私は妻に笑われました。
 ロープの結び方も学び、避難所でのプライバシー保護のためのダンボール製の衝立の組み立てとマットを敷くことも行いました。



 屋外では、災害用の大鍋を使っての炊き出し訓練が行われました。今回はすり身汁です。



 災害用の食料として備蓄している、アルファ米(五目御飯)をお湯で戻し、すり身汁とでいただきました。





 すり身汁はいい味です。アルファ米もなかなかいけます。しかし、アルファ米は私には1回に食べるには量が多すぎます。無理に食べましたが。

 実際の災害の時には、こんなに食材が手に入らないかもしれません。でも、ある材料で、皆がおいしいと感じれる温かいものが作れれば、お腹を満たすだけでなく、心に希望を与えてくれます。私は、昭和56年に水害に遭いました。一週間、小学校の体育館で暮らしました。その時、毎食、毎食、おにぎりが配給になりました。やがて、飽きて、食べたくなくなりました。その時、市の職員の方が、実家が酪農をやっているのでと、絞ったばかりの牛乳を温めて持ってきてくれました。その心づかいに感謝しました。私達の地域でも、被災した時に、こうした気遣いができ、温かいものが料理できれば、と思います。
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