昨年の4月29日、私は川越市内のホテルで、新潟の酒、柏露に続き、京都伏見の酒「吟醸酒 天王山」を飲みました。
天王山を醸造する㈱山本本家は、1677年(延宝5年)の創業です。当主は代々、源兵衛を名乗っているそうで、現在、11代目だそうです。
1868年(慶応4年)の鳥羽伏見の戦いで、蔵は壊滅したそうです。しかし、その年には復興させたそうです。「神聖」という銘の酒は、テレビCMで、伴淳三郎の言う「かあちゃん、いっぱいやっか」のセリフ(私は聞いている世代です)で有名になりました。
1980年(昭和55年)に販売を開始した純米吟醸「松の翠」は、裏千家御用達の酒だそうです。