江戸時代、全国に53の関所があったそうです。



こちらが関所のメイン、面番所です。

2001年(平成13年)井戸の木枠が発見され、木枠を復元したところ、井戸が復活したそうです。今も涸れることなく、水位を保っているそうです。


トレビの泉では、無いのでお金を投げ入れても、ご利益は無いと思いますが?

建物が黒いのは、渋墨(柿の渋と松を焼いたすすを混ぜたもの)で塗っているからだそうです。

復活させた函館奉行所は柿の渋が塗られていました。建物を保存するために必要だった、木材の防腐技術なのでしょう。
遠見番所からの眺めはいいです。トップと下の写真です。


関所は、「入鉄砲と出女」を厳しく取り締まっていたと、中学校の歴史で学びました。しかし、箱根関所では、「入鉄砲」はチェックされていなかったそうです。


「出女」のチェックは厳しかったそうです。その被害者のひとりが「おたまちゃん」です。

時間があるので、箱根関所から箱根湯本まで、歩くことにしました。

ここから、始まります。

しかし、坂の石畳はたいへんです。歩くことは慣れていますが、石畳みの凹凸はたいへん歩きにくいです。


私は靴ですが、昔の人は草鞋ですよね。よく、このごつごつした所を歩けたなと思いました。私は、足の裏の皮膚が捲れないかとひやひやでした(昨年、川崎市の郵便局訪問でやらかしてしまいました)。