エゾシカはホンドシカに比べ、体格が倍以上有ります。でかいです。衝突すれば、車は大破してしまいます。
2004年から2008年の5年間で、北海道の釧路・根室地方のエゾシカとの衝突による交通事故の4割が国道44号だったそうです。
昨年10月、北海道厚岸町、浜中町でのエゾシカとの衝突による事故は21件でした。そのうちの14件が国道44号で起きています。

国道44号はエゾシカとの衝突による交通事故、多発地帯です。なので、トップの写真のように「シカ注意」の路面表示がたくさんあります。

また、シカが描かれた警戒標識もあちこちに設置されています。

シカの道路への侵入を防止するネットもかなり張られています。

それでも、エゾシカとの衝突事故は、先に示した昨年、10月の厚岸町、浜中町の記録で明らかなように、防げないようです。
2012年5月12日のこのブログで、エゾシカ衝突事故防止5原則を紹介しましたが、再度、紹介します。

1 秋冬がピーク!日没と夜明け前後に出没集中!
2 シカのあとにはシカあり!
群れで行動するので、1頭が渡ると2頭、3頭と渡ります。私も、エゾシカが横断した時には、いったん停車し、周りを見て、他にいないことを確認し、徐行します。
3 エゾシカはマイペース!
4 夜間に光を見たらブレーキを!
5 森はシカの通り道!
写真は、国道44号にある「道の駅 スワン44 ねむろ」の近くで撮影しました。私は、今年は例年より暖かいので、この場所にオオバナノエンレイソウが咲いていないか見るために寄りました。残念ながら、まだ蕾の状態でした。

