しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

旅のお供 その108 西宮の水「宮水」で造られた黒松白鹿の純米をいただきました

2015-08-21 20:41:23 | Weblog

 昨年の6月8日、私は茨城県土浦市内のホテルで、買ってきた「黒松白鹿の純米」をいただきました。

 私は純米酒が好きです。純米酒は甘口のものが多いです。この酒も日本酒度は+2で、甘口ですが私は好きです。

 「黒松白鹿」を醸造する辰馬本家酒造㈱は、本社が兵庫県西宮市に有ります。創業は1662年(寛文2年)だそうです。初代辰馬屋吉左衛門が邸内に井戸を掘ったところ、非常に良い水が湧いたことから酒造りを始めたそうです。
 この水が西宮の水という意味の「宮水」だそうです。

 辰馬本家酒造は、明治維新以降、全国一の醸造高を誇ったそうです。しかし、太平洋戦争では53蔵のうち35蔵を失ったそうです。
 1894年(明治24年)に完成したレンガ造りの美しい蔵、双子蔵は、戦火を免れたものの1995年(平成7年)の阪神淡路大震災で壊滅してしまったそうです。なかなか苦難の歴史が有ります。しかし、350年も続いていることはすごいことです。

 2007年1月11日、私は西宮市内の郵便局を訪問しました。その日は、西宮えびすの残り福の日でした。多くの露天が出店し、町が賑わっていました。露店には、酒粕が随分、売られていました。安いので買おうかと思いましたが、重たいので止めました。あの酒粕は辰馬本家酒造㈱さんのものだったのでしょうか。
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