9月30日、私は北海道稚内市の郵便局を訪問するため、深夜バスで稚内駅前に着きました。迎えてくれたのは、朝焼の稚内港です。


30分ぐらい経ったでしょうか、日の出となりました。


観光で時間を潰した後、駅前のバス停から稚内市富士見町に向かいました。バス停にはロシア語が併記されています。


「何故、富士見町なのか。」、疑問はすぐに解けました。目の前に利尻富士、利尻島が見えます。


私は、稚内市は5度目くらいの訪問です。しかし、ノシャップ岬から西側に行ったのは、初めてです。そして、稚内富士見簡易郵便局から訪問を始めました。訪問したのは、次の11局です。
稚内富士見簡易、稚内恵比須簡易、稚内宝来、稚内、稚内港、稚内緑簡易、稚内南、稚内潮見、稚内萩見、稚内富岡簡易、声問
トップの写真は、ポストに肘かけているロシアと見受ける方がいた、稚内南郵便局です。もう一人の方がATMを使用していました。バス停にロシア語表記があるのも当然です。

稚内富士見郵便局から歩いて、ノシャップ岬に向かっていると、下の写真のような装置が多く有ります。

棒鱈や鮭とばをつくるため、魚を干す所のようです。寒風に晒すのでしょう。
ノシャップ岬の灯台が見えてきました。そこには、ノシャップ寒流水族館が有ります。

この日は、天気が良く、この時期としてはかなり暖かかったですが、風が強かったです。なので、ナナカマドの枝が折れ、落ちていました。

実が十分に赤いです。秋が来たなと思います。街路樹のナナカマドの実も同じく十分に赤かったです。

ハマナスの実も赤いです。

ここは、その名にふさわしい「はまなす町」です。自然のもののようです。


「北海道らしいな。」と思ったのが、下のチシマザサの斜面です。

本州なら竹林でしょうが、北海道はこうした笹薮になります。
声問郵便局まで、歩き、バスで稚内駅まで戻りました。そして、帰りは特急スーパー宗谷で札幌に戻ります。線路には、最北端の線路と示されていました。

