しなしなの記録

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琵琶湖疏水の観光の最後に、琵琶湖疏水記念館に寄りました。琵琶湖疏水100年を記念して1989年(平成元年)にオープンしました

2018-04-27 21:26:33 | Weblog

 琵琶湖疏水は、大津市観音寺から京都市伏見区堀詰町までの約20kmの第一疏水と第一疏水の北側に並行して、約7.4kmの第二疏水が有ります。この琵琶湖疏水により、水道が供給され、発電所が運用されて発電がおこなわれました。その電気を使い、日本で最初の路面電車も運行されました。

 その琵琶湖疏水100周年を記念して建設されたのが、琵琶湖疏水記念館です。

 

 様々な展示物が有ります。

 これは、水路閣の設計図です。

 

 聖護院村麹の絵が有ります。夷川船溜の建設工事の絵だそうです。トップの写真です。
 鍬で掘り、もっこを担ぎ、トロッコに落としています。トロッコで土を遠くに運んだのでしょう。

 第二疏水建設を命じたのは、第二代市長の西郷菊次郎氏です。あの「西郷どん(せごどん)」のご子息だそうです。

 

 明治後期になると第一疏水だけでは、不足するようになったからのようです。特に水道水の需要が大きかったようです。なので、水質の悪化をふせぐため、第二疏水は全線トンネルになったそうです。1912年(明治45年)に第二疏水は完成しています。

 噴水が有ります。琵琶湖疏水の高低差だけで吹き上がっているそうです。

 

 この辺りがインクラインに向かう南禅寺船溜まりだったようです。そして、1.5kmの鴨東運河が続いています。

 
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