しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

千葉県佐倉市の琺瑯看板で、房総鎌というものが有り、飛雀印鎌として販売されていたことを知りました

2018-07-22 13:53:41 | Weblog

 千葉県佐倉市内を歩いていて、ある琺瑯看板に目が止まりました。

 「飛雀印鎌販賈店」と書かれています。初めての飛雀印鎌の看板です。

 札幌に帰り、調べたところ、曾呂村(現在の鴨川市南部にあったそうです)の佐藤政治氏が、刀鍛冶の技術を応用して1887年(明治23年)に製造開始した鎌だそうです。稲と雀の関係が深いことから、歯の裏面に雀六羽が刻印されていたのだそうです。行商販売で販路を開拓し、その使い良さから房総鎌として広まったようです。後継者の相川政治氏が1936年(昭和14年)に組合組織として、従業員40名で、年間2~3万丁を製造したそうです。残念ながら、需要が少なくなり、1992年(平成4年)で生産が終了となったようです。
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